資産運用、投資をこれから始めようとしているよ!という人に知っておいてもらいたい失敗談です!
老後リスクに立ち向かうため、「これからの時代は個人でも資産運用をすべき!」とはいうものの、何も知識がないところから資産運用とか投資とか言われても困ってしまいますよね。
投資初心者なら、「資産運用を始める時に頼りになるのが銀行窓口!」と考える人もいるかもしれません。しかし、この行動はオススメしません。
この記事は、私がまったく金融知識がなかった頃、実際に大手銀行の窓口に行って資産運用の相談をして、NISA口座を開設して100万円投資したお話です。
結論を言ってしまうと、これはオススメされるままに投資したら速攻で損失出して失敗したよ、という失敗談です。反面教師として使ってやってください!w
今はいろいろな情報をネットで入手できるし、大手銀行の窓口に行く人は少ないかもしれませんけどね。
資産運用/投資については、いろいろな考え方があるから、ネット情報の一部だけを妄信するのも危険ではあるけどね。
自分の目標・目的にあった資産運用/投資方法を学びましょう!
資産運用/投資を全くしないというのも人生縛りプレイだと思うけど、リスクを伴うことは忘れないように!
初心者が資産運用/投資を始める手順は下記がオススメです。最初から大きな資産運用/投資は避けた方がよいです。
- ある程度知識をつけ、自分の目的・性格にあった投資スタイルを知る。
- ネット銀行とネット証券の口座を開設する。
- 低手数料で分散が効いた有名なインデック型の投資信託に少額投資する。
- 投資におけるリスクを実体験して、自分のリスク許容度を知る。
- 自分の目的・目標およびリスク許容度の範囲で、徐々に運用額を増やす。
「NISAがお得?」初心者の私が資産運用に興味を持ったキッカケ

私は元々、貯蓄に興味があって社会人になってからはとりあえず定期預金という錆び付いた知識で定期預金だけをしていました。
そして、転職をした時期に退職金でまとまったお金が入ったので、「これは老後に使うお金だから運用しないといけない!」と思って、定期預金よりも利率のよいもの…ということで、銀行にいって年金保険に契約したり。その後も外貨保険を含めて保険系の金融商品にいろいろ手を出してしまっています。
今考えるとどれも失敗といってよいのですが、当時は知識がなさすぎて、銀行や生命保険会社に直接相談してしまっていたんですよね。
相手は金融のプロだから、と思って、信頼・安心してお任せしてしまいましたね…
お金に関わるネット情報の方が怪しい!って思ってたしね…
まあ、同じ失敗をする人が出ないように、失敗談をみなさんに知っていただきましょう!
ともあれ、今回は一般NISAが始まった2014年を少し過ぎたあたりのお話。貯蓄への興味が強かった私は「よくわからないけどお得な制度、使わないと損」という考えでした。私は意気揚々と口座を持っている大手銀行の窓口に相談に行ったのであった…

当時の私のNISAへの知識レベル
- 定期預金よりもお得な利率で資産運用できるらしいぞ!
- NISAといってもいろいろと金融商品の選択肢があるのは知らなかった!
- NISAのための専用口座の開設が必要なのも知らなかった!
- 表面利回りとか実利回りとか意味は分かってない!手数料の相場も知らない!
- 税金面でお得らしいが仕組みが分からない!
- 元本割れのリスクがあるらしいけど、オススメ商品選んでおけば大丈夫だろう!
金融商品を売りたい銀行側からしたら、完全に扱いやすい良質なお客様ですね…まさにカモがネギを背負った状態!
銀行も営利目的の商売だからね。銀行にとって利益が出やすい金融商品とは?という視点があれば、考えも変わってたね。オススメを銀行窓口で聞くべきではなかった!
銀行からしたら、お客様にとって負担が大きく利益が少ない方が、銀行側の利益が増えますからね。
銀行や保険会社を単純に全方面で強く信用していたね…
お金を預ける点に関しては保証もあるし信用しても別に良いのだろうけど…そうでないと貯金すらできないからね!
金融商品の購入に関してはお話が別ですね!
金融商品の売買に関しては銀行や保険会社に限らずネット情報も含めて(私が言っていることも含めて)、自分で内容を理解して自分の意志で金融商品に手を出すようにするべきです。
元本保証のないものは、特に自己責任という言葉の重みを知るべきです。
「お金のことはプロに相談!?」大手銀行窓口へ行くのはちょっと待って!

先に言ってしまえば、大手銀行の窓口の対応は親切でした。NISAの知識がない私に対して、仕組みを一生懸命説明してくれました。
金融商品全般に対して知識ゼロだった私は飲み込みの悪いお客だったでしょう。その点で、さすが大手銀行の窓口は丁寧でしたね。
NISAが始まった2014年当時は、一般NISAしかなく、年間100万円までがNISAの上限枠でした。元々、老後のための貯蓄と考えていた私は一括で100万円を入れる所存!一括投資のリスクも分かってないままにw
資産運用のイロハについては、特に説明がなかったですね。というか、私が聞かなかったから説明もなかったのかと思います。
銀行窓口は丁寧だし、聞いたことは教えてくれるんだよね。
でも、そもそも初心者だと何を聞いていいか分からないのでは?
そうなんだよね。だから、メリットは聞かずともいろいろ教えてもらえるけど、デメリットについては聞かないと教えてくれないことが多い印象かな。
そうしてリスクを正しく理解することなく、不必要にリスクを負った資産運用・投資をしてしまう、という流れですね…
お金の相談相手は慎重に決めるべし
銀行といえば、お金を扱う商売をしているお金のプロ!それは間違いないでしょう。しかし、お金を商売にしている人にお金の相談をすることは良いことでしょうか?答えはNOです。
なぜなら、お金を商売にしている以上、自社の利益になる商品をオススメするのが販売側にとって(少なくとも短期的には)お得だからです。
例えば、家電メーカA社、B社、C社の3社があったとします。A社にオススメの掃除機を聞いたらどんな商品を紹介してくれるでしょうか?お客の懐事情を探った上でA社の製品のなるべく利益が上がる商品をオススメするでしょう。B社に聞いたらB社の製品、C社に聞いたらC社の製品をオススメするでしょう。
しかし、A社、B社、C社のどこにも関与していない中立的で掃除機に詳しい人ならば、どんな商品をオススメしてくれるでしょうか?3社の中から予算の範囲で相談者の希望に沿う商品をオススメしてくれるでしょう。
中立視点の人の意見を参考にするは、ネットでもよくある商品比較サイトと似た感覚ですよね。実際にそういう比較サイトの情報を基にして商品購入をしている人も多いのではないでしょうか?
お金に関しても同じことです。中立視点をもった人に相談するのがよいでしょう。
自分のお金に対して中立的視点を持った他人に相談、ということですか。
営利目的をもった人というだけでなく、家族などの身内についても「中立的」とはいえないね。
家族に相談すると、株とか投資という言葉だけで拒絶される人もいそうですね。
ネット情報は他人からの情報ではあるけど、営利目的の意識が強いサイトからの情報も鵜呑みにするのは危険かもだね。
FXのアフィリエイトを誘っているサイトとか怖いですね…
資産運用の戦略自体がいろいろあって、どれが正解・間違いともいえないのも難しいね。
このブログで紹介している資産運用戦略にしても、「私たちにとっての正解」であって誰にとっても「正解」というわけではないから、このブログだけを信じるのもよくないよ!
こういう情報を発信しておいて、「自分の情報を手放しに信用するな」というのも残念ではあるけど、お金に関しては情報の取捨選択は重要だよ!
資産運用に関しては、投資戦略によってもオススメの内容が全然変わってきてしまいます。もし相談するのであれば、一人ではなく複数人の意見を聞くのが良いでしょう。
お金、資産運用に関しては自分の将来を大きく左右しかねません。
いかに中立視点をもった人に相談できたとしても、必ず自分で納得、理解をもった上で資産運用をするようにましょう!
資産運用における注意点は大事なことなので、何度も繰り返し言うよ!
窓口で紹介された金融商品とは?5つの問題点!

銀行の窓口で紹介された投資対象は、投資信託です。それはよいのですが、その内容が…
- 比較する金融商品の紹介はなし、1点の紹介のみ
⇒商品比較ができないので良し悪しの判断ができない - 銀行に特化したテーマ型ファンド
⇒分散がまるで聞いていない - 高い手数料が取られる
⇒買っただけで損になる - 表面利回りの半分が信託報酬で取られる
⇒買い手(自分)の利益は少なく、売り手(銀行)の利益が大きい - 今ならキャンペーンで定期預金もセットで入るとお得な利率で運用できます!
⇒目的としていない金融商品を売り込まれる
少しの知識があれば、全然オススメされるような金融商品でないと自己判断できるのですが、当時の私は知識ゼロでした。オススメされるままにNISA口座を開設して、オススメされた投資信託に100万円投資し、セットで定期預金もキャンペーンの上限額を入れてしまいました!w
何がいけなかったのかをもう少し詳しく見てみましょう。
これは…完全にやらかしてしまってますね!?
今なら絶対に投資しようと思わない投資信託なんだけどね~…
当時は知識ゼロだったから、オススメされたものの良し悪しの判断ができなかったんだよね…
無知の罪、ですね…
テーマ型ファンド
目的によっては、テーマ型ファンドを否定するものではないです。しかし、私が求めていたのは老後資金として安定した資産運用です。
テーマ型ファンドは、あるテーマに沿って特定の分野だけに分散した投資信託です。
当時紹介されたものは、世界中の銀行に分散して投資するものでした。銀行の窓口の人がいうには、「格付けが優良な銀行だけを集めているので安定感があります、つぶれるような銀行ではありません!」という売り文句でした。
少しお金の勉強をすれば学べることですが、テーマ型ファンドへの投資は安定を求める投資にはならないです。基本的に安定した投資をするのであれば、分散、分散、分散、です。
ここでいう分散は、業種の分散ですね。銀行=金融カテゴリの商品だけを集めたファンドは当然、分散が効いていません。
短期間で大きな利益を求めるのならテーマ型ファンドもいいかもしれないけど、求めてるのは「長期で安定した利回りを期待できる老後の資産形成」なんだよね。
長期で安定感を求めるなら投資先の分散は基本でしたよね。
そうだね。だから、テーマを絞ってる時点で分散効果はないよ。
銀行だから安心安定というのも…金融株って景気に敏感なんじゃないでしたっけ?
その上、格付けの話まで添えられて、投資先としての銀行に安心感を抱いてしまったのが当時の私…
見事に目的にあわない投資を勧められてしまいましたね!?
分散については、「卵をひとつのカゴに入れるな」という格言が有名です。
今回の例でいうと、ひとつのカゴ(テーマ・カテゴリ)に卵(お金)を集中投資すると、そのテーマ・カテゴリにトラブルがあった際、卵が全滅してしまう、ということです。
参考として、業種以外の他の分散については、「投資先(国、銘柄など)」「時間」「投資対象(株、債券、コモディティなど)」などがあります。
高い手数料
高い信託報酬がかかるファンドがよい成果を出してくれるわけではありません。むしろ逆であることの方が多いでしょう。
私がオススメされたファンドは100万円のうち4万円くらいが手数料で取られた記憶です。今思うとあり得ないレベルの高さ…!
ネット証券を利用すると非常に安かったり、今だと無料というのも珍しくありません。手数料を支払った分、マイナスからの資産運用スタートです。手数料には気を付けましょう!
手数料は窓口なら高額!ネットなら低額!
ネットだと無料というのもかなり増えましたね!
手数料を払っただけで損失確定なのは、もはや罠だよね。お金を増やしたいのにさ。
「運用開始から○年目からはプラスになります!」とか言われても「それって○年間損してるってことですよね?」と思っちゃいますよね。
高額な手数料を払わないためにも、資産運用・投資をするなら知識を付けてネット銀行・ネット証券の口座開設は必須かな。
高い信託報酬
手数料と同様、信託報酬が高いファンドがよい成果を出してくれるわけではありません。信託報酬は継続的にかかってくる手数料みたいなものです。高い利率の商品であっても信託報酬が高いとそれだけ得られる利率は目減りします。そのため信託報酬が高いほど、高い利益を得ることが難しくなります。
私がオススメされたファンドは、確か信託報酬は1%~2%くらいだった気がします。当時の私はこれが高いものだと感じることができなかったんですね。相場観がないまま買い物する恐ろしさを感じます…
ネット証券でインデックスファンドを探すと0.1%を切っている商品も見られます。有名なところだと、米国のS&P500指数に連動するインデックスファンドですね。
信託報酬は高くても0.2%が目安、と言われているね。
10年、20年と長期での資産運用における複利の力を考えると、0.1%も馬鹿にできない数字なんですよね。
信託報酬が高いほど自分の利益は減るから、信託報酬がいくらなのかは注目点だよ!
「資産運用シミュレーション|金融庁」で想定利回りの数字をいじってみると、0.1%の影響を数字で確認できますよ~。
インデックスファンドに対して、アクティブファンドと呼ばれるものがあります。
アクティブファンドは市場の状況に応じてファンドマネージャーが商品の組み換えなどを積極的にすることで、いわゆる市場平均を超える成果を目指すファンドですが、その分、信託報酬が高い傾向です。
また、運用資産額が多くても少なくてもファンドマネージャーの手間がそれほど変わらないことから、運用資産額が多いほど信託報酬が安くなる傾向があります。お金が集まっているファンドほどお得な運用ができる、ということですね。
私は、ハイリスクハイリターンではなく、ローリスクローリターンを資産運用方針としているので、インデックスファンドが好きです。
インデックスファンドは基本的に信託報酬が安くて安定感があるのがよいですね!
定期預金もセットでさらにお得!
3か月間限定で高利率!とかいう宣伝文句のやつですね。私がこれを受けたのは2014年くらいだったけど、今でもあるのかな?
当時、無知過ぎた私は、3か月間限定の高い利率を1年間の利率と勘違いして話を受けてしまっていました。「3か月限定で利率が○%」って表現、分かりにくいでしょう…3か月で○%増えると思ってしまいますよ。
ともあれ、オススメされたファンドの手数料の分は、このセットの定期預金に入ってもらえればほぼ相殺できますよ!という感じでしたね。
当時の私は余裕で定期預金もセットで加入しました!w
私、本当によいお客さんだったなぁ…w
抱き合わせ販売!
高年利に”みせかけた”定期預金を餌に大きな金融商品を購入させる…
罠にかかりましたね!
定期預金に関しては本当に高年利なんだけど、その適用期間が短すぎるのが罠だよね…あまり知らない人は適用期間と年利を勘違いしやすいと思うよ。
罠商品への投資後に起きた損失

今思うと四重のダメ商品と思えるような金融商品に100万円を入れた結果、わずか4ヶ月くらいで4~5%くらい値下がりしました。
値下がり自体はまあ時の運と言ってしまえばそれまでで、辛抱強く持ち続ければ回復していたのかもしれません。しかし、金融商品の変動に全然慣れていない初心者が4~5%の下落の数字に心が耐えられるのか?増えると思っていたものが4~5万円失ってしまったわけだ。今後も下がるかもしれない、と疑心暗鬼になってしまいます。
そもそも値下がったことを知らなければ何も気にせず放置になっていたでしょうけれど、ここで銀行から電話がかかってきたわけです。
「お客様の投資された商品が大きく下落しました!説明させていただきたいので近日、銀行に来れるでしょうか!?」
細かいセリフ回しは覚えてないですが、こんなことを言われて銀行で下落っぷりの説明を受けました。細かい話は理解できてませんでしたが、まさかの想定外の事態が起きて…とかそんな話だったと記憶してます。
その場で、持ち続けるのか売却するのかの選択を迫られ、怖くなった私は損確定で全売却しました。まあ、損切の判断タイミングで連絡をくれた銀行側は親切だったとは思います。ですが、投資初心者がここで冷静な判断を下すのは難しいですね…
わずか4ヶ月くらいで、手数料+信託報酬+ファンド下落分の損失です。8万円くらいかな?定期預金の3か月の高利回り分で少し返っては来ましたが、当時の私にとっては高い勉強料となりました。
損失確定の売りになりましたが、このファンドを損切したこと自体に後悔はありません。長期的に持ち続けたいと思うファンドではありませんからね。まあ、購入したこと自体は失敗だと思うし後悔もありますけどね!
これがキッカケで私は以降数年間、投資というものを避けるようになったんだよね。
資産運用、投資を封印するのは人生縛りプレイ…
代わりに保険系の金融商品に手を出しはじめたね。「外貨建て保険が利回りいいらしい!」ってねw
それも罠だ~!!
リスクを知らずに手を出す金融商品ではないね!中身を正しく把握してたらそもそも外貨建て保険に手は出さないけどね!
いろいろ失敗を経験した上で今があるわけですね…
真っ当な資産運用・投資ができるようになるまで、けっこう時間を無駄にしちゃいました…
今だから言える反省点

「無知な人間がいきなり実践で資産運用・投資をするな!」
この一言に尽きますね。無知ならば無知なりに、始め方というものがあります。しかし、始め方すら知らないと「まずは銀行窓口に相談」と考えてしまいかねません。資産運用・投資に関しては、定期預金とは違うのだという認識が不足していたのが問題でした。
反省点についてもう少し掘り下げをしておきましょう。ポイントとなるのは、すでに挙げた5つの問題点です。
- 金融商品比較をしなかった(オススメを信じてそのまま購入してしまった)
- 分散が効いていない商品であった(投資目的からはズレていた)
- 手数料が高かった
- 信託報酬が高かった
- セットで余計なものも勧められた
⑤はもはや論外ですが…②~④については①ができていれば問題点に気づけたかもしれません。結局は、商品知識がなかったこと、相場が分かっていなかったことが問題としては大きかったですね。
そして、なによりも「人に勧められるままに金融商品に手を出してしまった」ということです!自分の大切なお金を預けることになるのが資産運用における金融商品なのです。最低限、自分で商品を比較して自分で納得して購入できる程度になっておきましょう。
人任せの投資はダメ!絶対!
投資を始める前に金融知識を最低限身に付けましょう!
資産運用を始める前に最低限の知識をつけよう

資産運用・投資を始めるにあたって、最低限の知識を身に着ける大切さが少しは伝わったでしょうか?
そうなると次に気になるのは、「どうやって勉強すればよいの?」ということだと思います。ネットで調べると初心者にオススメの本はいろいろと紹介が出ています。私も最初はそういう情報を頼りにオススメ本を何冊か読みました。
初心者的な経験からいうと、「初心者向けの本の内容は、必ずしも初心者向けの資産運用・投資方法を説明していない」ということです。
たしかに初心者向けといわれている本は、初心者に読みやすい内容で投資の勉強になりました。しかし、資産運用・投資の戦略はいろいろとあります。いきなりチャートの読み方や四季報の読み方だとか、会社分析だとか…そういう知識も必要ではありますが、初心者向けの投資をするのであれば、まだそれは少し先の知識かと感じました。
初心者が最初に学ぶべきは、個別株への投資方法ではないし、個別株の情報読解能力でもないよ!
儲ける方法よりも先に、基本的な金融知識や投資への心構えから学び、自分の目的にあった投資戦略を考えましょう!
まずはもっと概念的な知識から学ぶべきと私は思います。具体的には自分が取るべき投資戦略はどうあるべきか。次に投資に対する心構えです。
私の短い投資経験からも心構えの重要性は身に染みて実感しました。というのも、心構えができていないと、日々上下に振れる株価に心が同様してしまって、チャートの動きが気になってしまったりするのです。
ともあれ、初心者だからこそ実体験できた、初心者が通った道のりから、初心者が学ぶべき本の紹介をまた別の記事で紹介していきます。
このブログでは一発当てるような投資スタイルは紹介してないよ。
誰がやっても再現性のあるローリスクローリターンで堅実着実に老後資金を積み上げていくための投資スタイルの紹介がブログのコンセプトです。
気の長く、つまらない投資スタイルだよ。堅実安定思考の人に向いてるかな。
ハイリスクハイリターンのスタイルはギャンブルに近くなってしまいますしね。
資産運用・投資の目的は、老後のための資産形成なのだから、気長で堅実安定のローリスクローリターンでいいんだよ。
まとめ:資産運用・投資初心者がすべき第一歩とは?

- 自分の大事なお金を預ける金融商品選びは人任せにしない!
- 資産運用・投資を始めるなら、まずは最低限の知識を身に付けよう!
- 「初心者向けの投資本」は必ずしも「初心者向けの投資方法」を説明していない!
- まずは「投資戦略」を学び、次に「投資の心構え」を学ぼう!
最初に資産運用をする目的・目標を設定しましょう。
この記事を参考にしてみてね。資産運用に出遅れた40歳が60歳までに経済的自由を獲得する戦略を紹介してるよ。

心構えに関しても知っておくべきですね。
この記事を参考にしてみてね。自分の身の丈にあった投資から始めましょう。

投資初心者が基礎からしっかり勉強したいなら、こちらの記事で紹介している書籍をオススメします!
