「ソシャゲに興味があってやってみようかと思ってる」
「無料のはずが、気づくとお金使ってる…」
「ソシャゲ、やめたいけどやめられない」
そんなことを考えているソシャゲ未経験者・経験者の両方に向けた記事です。
私のソシャゲ歴は5年以上。それなりのレベルで遊んだソシャゲは5本以上、軽く遊んだソシャゲも含めるとプレイ本数は覚えてません。
ソシャゲを完全に引退するにも人付き合いもあるのでかなり苦労しました。ソシャゲを引退した今となっては、ソシャゲで得たものよりも失ったものの方が多かった、というのが私のソシャゲ人生でした。
ソシャゲは楽しい。だけど、ソシャゲで日常生活に影響が出ているようなら注意!
ソシャゲにハマっている人は、一度ソシャゲとの付き合い方を見つめなおしてみることをオススメします。
ソシャゲ未経験者は、始める前にソシャゲのリスクについて知っておきましょう。
ソシャゲとの付き合い方でチェックすべきポイントは「趣味で楽しむレベルを超えてないか?」です。
- 義務感でプレイしていないか?
- 日常生活に時間制約のような支障は出ていないか?
- 「楽しむ」「息抜きする」という範囲を超えて時間浪費していないか?
- 趣味用出費は貯蓄計画内になっているか?
この記事では、ソシャゲで注意すべきポイントから「ソシャゲをオススメできない理由」を説明していくよ!
基本的に「貯蓄・節約」の観点では、ソシャゲ引退が第一歩と考えています。
ソシャゲにハマると「時間もお金も失って」貯蓄・節約どころじゃなくなるからね…
ソシャゲとの付き合い方で注意すべきポイント

一言でいうならば、「自由にプレイできない」に尽きます。
ソシャゲは「生真面目な人」「責任感が強い人」には向かないゲームシステムです!
今でもソシャゲを続けている知り合いがいますが、その人から学ぶソシャゲをプレイするための姿勢は以下通りです。
【ソシャゲと無理なく付き合うポイント】
- ソシャゲは片手間で遊ぶものだと割り切る。
- 「無駄」を許容する。
- 使うお金の制限を必ず守る。
- 人の影響を受けない。
⇒端的にまとめると「マイペースを崩さない」ことです。
しかし、ソシャゲは「ソーシャル」と名がつく通り、ネット上で人とのつながりをもったゲームです。そのため、ゲームのプレイにおいて「マイペースを崩されやすい」という難点を抱えています。
「生真面目な人」「責任感が強い人」ほど、人との関わりあいから「マイペースが崩されやすい」傾向にあります。
「趣味くらい自由にやりたい!」という人は本当にソシャゲに向かないと思うよ。むしろ、疲れると思う…
コミュニケーションで疲れちゃう人にも不向きですね。
すでにソシャゲをプレイしていて疲労感を少しでも感じてる人は、客観的視点でソシャゲとの付き合いかたを見つめなおしてみましょう!
オススメできない理由①:義務感でプレイしがちになる

ソシャゲはマイペースでプレイできません。その原因のひとつは「他のプレイヤーと同じ舞台でプレイしているから」です。
「同じ舞台」というのは、「自分のプレイ環境」と「他の人のプレイ環境」が同じということです。
基本的に、ソシャゲの世界ではプレイするほど強くなれます。一般的なRPGでいうところの経験値稼ぎみたいなものですね。
そのため、自分と他の人が「同じ舞台」でプレイしている都合上、自分が休んでいる間に他の人が強くなってしまう、ということが発生します。
この結果、「精神的にマイペースを保ちにくく、義務的にプレイを強いられている」ように感じてしまいがちです。
新しいソシャゲは、プレイし始めた時は純粋にプレイしたくてプレイするんだよ。
プレイしているうちにだんだんと義務的なプレイに感じるようになってきてしまうのですね…
本来、趣味を楽しむためのソシャゲなんだよね。趣味が義務になったら本末転倒だよ!
義務で遊んでても楽しくないですもんね…そう感じたら、ソシャゲの引退を考える時期かもですね。
ソシャゲを義務感でプレイするようになる要素
- 他の人の成長に置いていかれないようにがんばって自分もプレイしようとする。
- ギルド(プレイヤー感で集まるコミュニティのようなもの)に所属すると、ギルドメンバーに迷惑かけないように強くなろうとがんばってしまう。
- デイリーミッションなど、時間制限付きのイベントをこなすのは必須と考えている。
- 周囲の人の意見や情報に流されて、「○○は必須」など、自分に義務を課してしまう(自分の考えでプレイしていない)。
⇒上記に当てはまる事がある人にはソシャゲをオススメしません!
ソシャゲをオススメできない根本的な原因は「義務感でプレイ」になってしまうことです。この義務感による弊害は「ソシャゲをオススメできない他の理由」にも関係してきます。
「遊びを義務」と考えてしまいがちな人は、「自分はソシャゲを心から楽しめているか?」を自問してみましょう。
趣味はあくまで「楽しむ」「心のリフレッシュ」を目的とすべきです。趣味で精神的に疲れるようであれば、それは趣味としての役割を果たせていません。
趣味が義務になると、精神的にも肉体的にも疲労は蓄積する一方です。本来やるべきことに時間もさけなくなるうえに自身のパフォーマンスも落ちます。
時間は有限であり、時間も財産です!
時間を有効利用できない人ほど、貯蓄・節約は遠のきます!
オススメできない理由②:時間制約を受けやすい

ほとんどのソシャゲのイベントには、時間や期限という概念があります。
そして、そのイベントをこなさないと強くなる機会を逃して、他の人の育成速度についていけなくなります。
そのため、そのソシャゲをそれなりに続けていこうと思うのであれば、嫌でも定められた期限までにプレイしなければいけないのが「イベント」です。
イベント以外にも、ゲーム内で動ける回数も時間制約があります。いわゆる「スタミナ」のようなシステムです。
たとえば、「このステージをプレイするにはスタミナを5使う。スタミナが5回復するのには50分かかる」というようなシステムがよくある例です。
このスタミナにも上限があるので、スタミナがフル回復するたびスタミナを消費しないと損したことになってしまいます。
損が嫌いな人は、ある程度の時間間隔ごとにゲームをいじりたくなってしまうのです。
ゲームに時間を拘束されるようになると日常生活に支障が出るし、もう苦痛になってくるよ…
数時間毎にゲームいじり、毎日のミッションをして、期日までにイベントをこなす…もう仕事のタスクじゃないですか!
「マイペースにプレイ」を維持できればいいけど、ハマるほどに時間に追い立てられるようなゲームになるんだよね…ソシャゲは仕事!ってなるよ。
分かってるなら、日常生活に支障でない程度に自分で制御しないと…
それがね…ソシャゲ内での人とのつながりがあるからサボりにくいんだよね。サボってると周囲にもバレる…
結局、そういうのを気にする人はソシャゲに向かないってことですね。
ソシャゲが原因で日常生活のリズムを変える必要が出ているなら要注意!
ソシャゲに日常生活を支配されないための心構え
- ゲーム内での損失を許容する。
- ソシャゲは仕事ではない。やらなければいけないことは何もない。
- 周囲の評価や他の人のプレイスタイルを参考にしない。
(日常生活を削ってプレイしている人を参考にしない。) - ゲーム内の強さにこだわらない。強くないと楽しくない、という人はソシャゲを「趣味として楽しむ」のには向かない。
⇒上記ができない人にはソシャゲをオススメしません!
大抵のソシャゲは時間制限付きのイベントが立て続けにやってくるので、休む暇がありません。
私がソシャゲにドハマりしていた時期は、「ソシャゲ>日常生活」となってしまって、ソシャゲのイベントの都合で日常生活の都合を変えるほどでした。
もうソシャゲが日常生活の一部となっていましたね。もうゲームを趣味として楽しむというのとは別次元でした。仕事以外の時間は毎日ほぼほぼソシャゲに費やしていたようなものです。
ソシャゲを引退した今だから言えることですが、私にとっては「ソシャゲにドハマりしていた時期=人生の停滞期」といっても過言ではありません。
オススメできない理由③:人間関係に疲労する

「ソシャゲ」はソーシャルというだけあって、人とのつながりを持ったゲームです。
ゲーム内で他の人とコミュニケーションが取れますし、一緒にゲームを遊んだりもできます。ゲーム内のシステムでいわゆるギルドのように仲間内のグループを作る事もできます。
ただ、グループに多くの人が集まれば交流も活発になって、大なり小なりいざこざが生じるものです。時にはケンカに発展して、グループ内の空気が悪くもなるし、仲裁に入らないといけなくなることもあります。
なぜ、楽しむためのゲーム内で人間関係に悩まなくてはいけなくなるのか…
人との交流はソシャゲがソシャゲたるゆえんであるのと同時にストレスの源にもなります。
根本的な解決策として「ギルド(グループ)」に所属しない、という手もなくはないですが、「ギルド(グループ)」に所属しないと、そのソシャゲを十分に楽しめないシステムになっていたりもするので、ここも難儀なポイントです。
ゲーム内でギルド戦のようなギルド対抗のイベントがあるのも、人間関係のトラブル原因としてあると思うんだよね。
ギルド内でイベントに貢献してる人、してない人が数字で分かってしまいますしね。
まあ、たくさん貢献している人からすると、貢献できてない人に物申したくなる気持ちも分かるけどね…
そういうのがあるから、結局「マイペースにプレイできない」となってしまうわけですか。
ともあれ、楽しむはずのゲームでストレスをためるのはゴメンだね…
人付き合いに苦労しないためのポイント
- ノルマが存在するようなギルドには所属しない。
- まったりプレイ(マイペースプレイ)が許されるギルドを選ぶ。
- ギルド所属しなくても楽しめるゲームシステムなら、所属しないのもあり。
- 不用意に他の人のトラブルに介入しない。
- 他の人を煽らない。強さでマウントを取ったりしない。
- トラブル回避のため、ゲーム内のマナーは調べておくこと。
⇒上記ができない人にはソシャゲをオススメしません!
私は初めてプレイしたソシャゲではオフ会などにも参加したことがあり、リアルでも顔を合わせて一緒に遊ぶような関係に発展した人もいます。
ただ、私はソシャゲの引退をキッカケに多くの知り合いとは交流を断つことになりました。基本的にソシャゲでつながっていた関係なので、ある意味当たり前なのですけどね。
ソシャゲで知り合った仲間とは、会話の内容も基本的にはソシャゲに関係するものでした。よって、ソシャゲがなくなれば縁もなくなる、という流れです。
ソシャゲ内で人同士の衝突や別離も経験しつつ乗り越えてきたグループであっても、ソシャゲというつながりがなくなると、意外とソシャゲで得た交流も脆いものです。
しかし、ソシャゲを引退した今でも若干名、まだ交流が残っています。少数でもそういう本当のつながりを持てる人もいるのですから、ソシャゲのつながりが一概に脆いとも言えません。
私にとって、ソシャゲ人生で少数ながらも残った人付き合いは「数少ない得られた物」です。
オススメできない理由④:人に流されて出費しがちになる

ソシャゲは、ゲーム上で他の人とのコミュニケーションが発生するものです。そうでなくても、SNSをやっているとプレイしているソシャゲの情報が入ってくるものです。
こうした他の人のソシャゲのプレイ状況をみると、ついつい「自分もやろう」という意識が芽生えやすいです。人からよい情報が入ってきたら「自分もあやかろう」「自分もマネしよう」「自分も良い思いをしたい」と少なからず考えてしまうのが人間というものです。
この典型的な出費の例がいわゆる「ガチャ」でしょう。
ガチャは出費がかさみやすい精神的要素が詰まってます。
ソシャゲプレイヤーのSNSではガチャの結果はよく見かけます。誰かが当たりを引いたのを目にすると、自分も置いていかれまいとガチャをしたくなるのです。
ソシャゲにおいて、ガチャで当たりを引くことは大抵ゲーム内の強さにつながります。ソシャゲ内の強さに置いていかれないようにするためにはある程度ガチャを引かざるをえなくなります。
プレイヤー感で競い合うような環境があるからこそ、ソシャゲでのガチャは歯止めが効かなくなりやすいです。
きっと、ソシャゲではなく一般的なゲームであれば、ガチャのような課金要素は流行らないでしょう。代わりに、一般的なゲームでもDLCという形での課金要素がありますが、DLCは確実に欲しいものが手に入るという点で価格に満足できるならば健全な出費でしょう。
YouTubeでガチャ配信とかを見ていても、ガチャの闇を感じることができるね。
ある程度お金を費やしてしまうと成果が出るまでガチャをし続けてしまう…
お金を出したからには成果がないと、人の心というものは納得できないんだよね。
ギャンブルが止まらなくなる精神状態に似てますね…
ガチャの天井システム(いくら出せば確実に当たりが出る)というのも良心的であるようで、その反面、もう少しお金を費やさせる誘惑にもなるんだよね…
そして、人がガチャを回している様子を見て、自分もつられてガチャをしてしまいたくなる欲求…
ガチャは闇だよ。ちゃんと自分に制限を設けて遊べる人じゃないと、手を出すべきではない…
不必要な出費をしないためのポイント
- 趣味への出費限度額を決めて必ず守る。もしくは無課金プレイを守る。
- 「少しの課金なら」という気のゆるみから無課金プレイは崩壊する。無課金と決めたなら無課金プレイを守る。
- 人のプレイにつられないよう、他の人の発信情報を見ないようにする。見るのであれば、自分の財布が人に左右されないよう心掛ける。マイペースを守る。
- ガチャ(ランダム要素)に成果を求めない。ランダム要素に成果を求めるのはギャンブル沼への一歩と自分を戒める。
- 「隣の芝生は青い」ということわざを忘れない。人は人、自分は自分。人の物をうらやましがる気持ちは浪費への一歩と心得る。
⇒上記ができない人にはソシャゲをオススメしません!
ソシャゲのコミュニケーションに参加していると、「○○さんがガチャで○○を当てた!」なんて情報はよく目にします。
大した課金をせずに当たりを引いた人をみると、その人をうらやましく思ってしまいます。
自分が人よりも多額の課金をした上で当たりを引いた場合、「他の人よりもお金を使ってしまった」ことから、当たりを引いてもなんだか損した気分になります。
とにもかくにも、人との比較、人の状況がよくみえる環境でプレイするソシャゲは、幸せなお金の使い方をしにくい環境です。
私自身、ソシャゲ全盛期は人をうらやましいと思う気持ちがなかなか止められないものでした。理性的に自重はするものの、人間の欲望はどうにも扱いがたいものです。
私は一番ヒドイ時でも「月2万円まで」というのを決めていましたが、今思うと「月2万円の出費」はかなり高いですね…
しかし、ソシャゲをやっているともっとヒドイ課金をしている人も見られるので金銭感覚が狂っていたとしか言えません。
これは、集団心理が悪い方向に働いた例で、「自分よりも課金をしている人を見ると、もっと課金しても大丈夫」と思ってしまう罠にハマります。
お金について、「人の状況を参考にする」というのはダメです。常に「自分の場合」を考え、出費を人に左右されないようにしましょう。
ソシャゲを引退した後だと、「あの課金はなんだったんだろう?」と思ってしまうものですよ…
引退してしまえば、ソシャゲ内の財産は現実に何も残りませんからね…
「趣味として楽しむ適正出費」であれば問題ないけど、それ以上は本当に虚無になるよ…
オススメできない理由⑤:ゲームのやめ時を見失う

趣味としてゲームを楽しむのであれば、好きな時にやって好きな時にやめるべきです。
自分自身がゲームに熱中した結果、思ったよりも長時間プレイしてしまう、というのは褒められたことではないですが、自らの判断でやったことなので、まあ良しとしておきます。
一方で、避けるべきなのは「自分はやめたいのに人に付き合ってプレイする」「自分はプレイしたくないのに人に誘われたからプレイする」という状況です。
趣味で楽しむべきゲームを人に言われてしかたなくプレイするのはおかしいことです。
「ゲームのやめ時を見失う」悪い事例は、自分の意志に反して周りの人に行動を左右されている状態です。
ソシャゲは人と関わるゲームであるため、人の影響を完全に排除するのが難しいのが、ソシャゲとの付き合いの難しいポイントです。
趣味の時間はせめて自由でありたい…それでこそ趣味を心から楽しめるというものだよね。
まあ、人との交友も大事なので自由については程度問題ではありますね。
まあ、なんでもかんでも自由な振る舞いは「自分勝手」になっちゃうからね。
趣味に完全な自由を求めるならソシャゲは合わない、ってことですね。
ともあれ、趣味として楽しむ時間を「ストレスをためる時間」にしないようにしようね!
楽しんで心をリフレッシュする趣味時間は有用だけど、ストレスがたまる趣味時間は時間の浪費どころか悪材料でしかないですね。
もうひとつ、「ゲームのやめ時を見失う」原因のうち個人的事情になりやすいのが「ゲーム内のイベントのランキング」です。
イベントのランキング上位になると特別によい報酬がもらえる、というのが大抵のソシャゲであるイベントシステムです。
そのため、他のプレイヤーと順位を競うことになるイベントのランキングに挑もうとすると、おちおち寝ることもできなくなってしまいます。なぜなら、自分が寝ている間にも他のプレイヤーはランキングを上げるために活動しているからです。
イベントのランキングで上位を取るような遊び方は、「マイペースを崩さない」プレイをしようとしている人にはオススメできません。
ソシャゲで一番イヤだった要素がこのイベントのランキングだね…
他の人からもランキング順位は見られてしまうから、つい競ったり周りの人に煽られたり、マイペースなプレイを崩されがちなシステムですね。
イベントのランキングなんて気にせず自由にプレイするくらいの気持ちじゃないと、ソシャゲに日常生活を簡単に侵食されるよ…
望まない時間浪費をしないためのポイント
- 他の人と遊ぶ場合は、事前に終了時間を共有しておくこと。
- 「あともう少し」は禁句。
- つい周囲の人に流されて時間を過ごしてしまう人は、本当に時間がある時以外は集団で遊ばない。
- ゲーム内の時間制限に縛られない。気にしない。完璧プレイをしようと考えない。
- 人と競ったりしない。ランキング上位獲得を意図的に目指さない。
- 睡眠時間を削らない。
⇒上記ができない人にはソシャゲをオススメしません!
ソシャゲ全盛期の私の睡眠時間は基本3時間でした。
気が張っていると3時間睡眠でも割と大丈夫、というのが当時の考えで、実際生活にはそれほど支障はなかったかのように思っていました。当時は、です。
しかし、若さでごまかせていたかもしれないですが、やはり心身にはダメージを負っていたのでしょう。慢性的な睡眠不足がいけなかったのかは分かりませんが、健康診断でひっかかるようになってからは、危機感を覚えました。
睡眠時間を馬鹿にしてはいけません。若いうちは大丈夫と感じても、気づかぬうちに心身へのダメージは蓄積しているものです。
オマケで言っておくと、私はソシャゲにすべての自由時間を取られすぎた結果、自己啓発も貯蓄・節約のための活動も一切できなくなっていました…
ソシャゲで貯蓄・節約がはかどらない理由は、「時間がなくなる」のが根本ですよね…
ソシャゲに費やしたお金も時間も、趣味の範疇ではなくて浪費のレベルになってたからね…
まさに実体験からいえる「人生の大きな反省点」ですね。
ソシャゲを引退したいけどやめられない人へ

ソシャゲで狂った自分の異常性を客観視する
私のソシャゲ人生を振り返ると、確かに最初のうちは純粋に楽しかったです。
最初は無課金が当たり前だと思ってプレイしていたのに、知り合いが課金をしたと聞いて自分も課金をしてしまったあたりから徐々にプレイスタイルがおかしくなっていってしまいました。
しかし、熱中するほど、少しずつソシャゲのプレイが苦しくなっていったように思います。
その頃はソシャゲ仲間も増えていたことから、ソシャゲを遊ぶために日常生活を削っているような人が周囲に珍しくなくなってきました。そういう人たちと比べると私のプレイスタイルはまだマシだったくらいです。睡眠時間3時間は十分以上だし、明け方5時くらいまで起きているのも十分異常なのに、です。
日常生活を崩している中に入っていると、自分の生活のおかしさになぜか気づかなくなってきます。いえ、気づいているものの「根拠のない大丈夫、普通」で自分をごまかしている状態といえるでしょう。
ソシャゲを遊び続けるのが苦しいと感じている人は、まず「自分の状態を客観視して自分の異常性に気づくこと」です。それがソシャゲをやめるための第一歩です。苦しいと思うことを趣味といって続けるのは異常です。
仕事は苦しくても生活のために辞められないけど、趣味は苦しかったらやってる意味がないよ!
趣味は楽しむ時間であって苦しむ時間ではありませんからね…
人との縁が切れることを恐れない
ソシャゲをやめる次のステップとして壁になるのは仲間とのコミュニケーションです。ソシャゲで知り合った仲間がいるとソシャゲでつながりを認識できることから、ソシャゲが苦しくても仲間のために惰性で続けるという状況に陥ります。
私の経験では、ソシャゲを引退すればソシャゲで作った知り合いとの縁はほとんど切れるでしょう。
私がソシャゲを引退する時に自分で言い聞かせていたのは「ソシャゲをやめて切れる縁ならその程度だったということ」です。
ソシャゲ引退にともなって、私はSNS上のソシャゲ関係の活動もやめました。ほとんどのソシャゲ仲間とはゲーム外でもSNSでつながってましたが、SNSの活動をやめた後もごく一部の人とだけは個別のやり取りが残りました。
引退して5年経った今も、その一部の人とは連絡を取り合っています。
ソシャゲ引退で切れる縁はその程度。引退しても残る縁は本物。
人とのつながりがあるからソシャゲの引退を思い悩んでいるという人は、この言葉を胸に引退に臨んでみてください。
長いソシャゲ人生の中でコミュニティが派閥で分断されるような経験もしたんだよね。それでソシャゲでつながった仲間の縁の弱さを実感した気がするよ。
ネットを経由した表面上だけの付き合いは、つながるキッカケの簡単だけど切れるキッカケも簡単ですね…
そうだね。結局、ソシャゲ引退後もつながりが残った人は、ソシャゲのための表面上の付き合い以上の関係を持った人たちだったからね。

できなくなっていたことをしよう!
ソシャゲで日常生活に影響が出ているような人は、ソシャゲを引退すると「ソシャゲをやらないと、やることがない?」と感じると思われます。
そう感じる人は、それだけソシャゲに日常生活を支配されていたという証明でもありますね。
「やることがない」状態が続くと、またソシャゲに戻ってしまう危険があります!至急、ソシャゲ以外の趣味に取り組みましょう!
お金をあまり使わずに楽しめる趣味はいっぱいありますよ!
私の場合、最初は自己啓発やラノベに時間を使うようになったな~。
YouTubeやニコニコ動画にも助けられましたね!
今だと、Nintendo Switchも大活躍だね!
あと、一番大事な睡眠時間の確保を忘れずに!

まとめ:ソシャゲをやめるべき時とやめ方

ソシャゲは世間的にも大いに盛り上がっているように魅力的なコンテンツではあります。
それゆえに、ソシャゲとの付き合い方を間違えると人生に狂いが生じやすいです。ソシャゲプレイヤーはそれを肝に銘じておく必要があります。
ソシャゲに限らず、どんな趣味であっても行き過ぎは注意です!
さて、ソシャゲをオススメできない理由を振り返ってみましょう。
【ソシャゲをオススメできない理由】
- 義務感でプレイしがちになる
- 時間制約を受けやすい
- 人間関係に疲労する
- 人に流されて出費しがちになる
- ゲームのやめ時を見失う
⇒「自由に」「マイペースに」プレイできないのが根本的原因
ソシャゲを趣味として楽しめなくなってるなら、今すぐにでも引退を考えた方がいいよ!
ソシャゲをしたことない人は、「マイペースを崩さない」自信がない限りはプレイしない方がよいですね。
引退を考えている人は次のことを念頭において思い切ってソシャゲから離れましょう!
【ソシャゲ引退の心得】
- 自分の日常生活は異常ではないか?を客観視する。
ソシャゲ仲間を基準に考えない。 - ソシャゲ引退で切れる人との縁はその程度。本物の縁は引退後も残る。
ソシャゲのコミュニティから抜けることを恐れない。 - ソシャゲ以外にやりたいことを考える。
ソシャゲ引退後にソシャゲに戻ってこないように。
ソシャゲに時間とお金を支配されなくなったら、将来のことを考えてみるのもよいですよ。
そういえば、もともと「貯蓄・節約」をオススメする内容でしたね。
「貯蓄・節約」を考えて行動するには、ソシャゲは不利な要素が多いからね…まずはソシャゲ引退が第一歩かな。

ソシャゲ引退を考えてるけど、なかなか行動に移せない人はこちらの記事を参考にしてみてください!

ソシャゲ依存症のレベルになってしまっている人は、こちらの記事を!
