「ついついお金を使っちゃう…」
「節約術を試してるけど続かない!」
「節約で我慢するのは耐えられない!」
節約についてこうした悩みをお持ちの人は、精神コントロールをすることをオススメします!
「精神コントロール」って…出だしから怪しさ漂ってますね…
節約の基本は浪費の防止だよ!浪費は気の緩みから!
つまり、気が緩まないように自分を律しようというお話ですね?
忍耐という点ではその通り!あとは、物が欲しいという欲望のコントロールもあるかな。
【オタク流・節約術のポイント】
「浪費か?節約か?」
この分かれ目は、欲望と忍耐のバランスがどちらに傾くかによって決まります。
- 浪費:欲望>忍耐
- 節約:欲望<忍耐
⇒欲望と忍耐をうまくコントロールするオタク流の節約術を伝授します!
オタク流って…オタクなんて特に欲望に弱いイメージあるんですけど…
オタクは常に欲望と戦ってるんだ!だから、反面教師的な意味でも役立つ体験してるものなんだよ…
結論…
ゲーム、アニメ、YouTubeは節約になる!
ソシャゲとグッズ購入は避ける!
なるべく我慢せずに節約するならオタク趣味の中でも「コンシューマーゲーム」が特にオススメ!
【ゲームを趣味とする利点】
- [欲望減] インドアな趣味は外出をせず、人との交流が少なくなることから、「突発的な欲望」の要因となる外的情報が入ってきにくい。
- [欲望減] ソシャゲのように他人との競争でお金を費やす要素がない。
- [忍耐増] 初期投資がかかっても、長時間遊べるため時間単価で考えるとコスパが良い。
- [忍耐増] ハマると安上がりで満足感が長期間続く。
節約の切り口は浪費の削減

節約の切り口のひとつは浪費をなくすこと!
節約をするための基本戦略としては「固定費の削減」を第一歩としてオススメしますが、この記事で焦点を当てたいのは「浪費を意識すること」です。
浪費と消費は違います。消費は必要な出費なのに対し、浪費はいわゆる無駄遣いですね。
消費(必要な出費)と浪費(贅沢のための出費)は分けて考えよう!
- 消費を削るのは実生活に影響を与える。
- 浪費を削るのは自分の精神に影響を与える。
⇒消費ではなく浪費を削ること!
生活を犠牲に贅沢をするのは、お金の使い方として優先順位を間違っています!
生活の基盤があってこその贅沢です!
でも、オタクは生活を削って趣味にお金を注ぎますよね?
私にも食費を削ってガチャを回した時代がありました…
何をするにも身体が資本なので、生活削った節約はオススメしませんよ…
固定費をはじめ、生活費の中にも無駄遣いを見つけることはできます。生活の基盤である生活費を削るのはオススメしませんが無駄な生活費を削るお話はまた別のお話です。
改めて、この記事においては「浪費」に着目するものだと考えてください。
浪費は贅沢による出費です。趣味の出費も通常は「生活に必要最低限の出費」とは異なるので、贅沢に分類されます。
贅沢による出費は「最低限の生活には必要のない出費」なので、突き詰めてしまえば「出費しなくてもよい出費」です。
節約しようとしているのにお金を使ってしまうのは気が緩んでいる結果だよ!
でも、節約をしないために気を引き締めるってことは、我慢するってことですよね?我慢の節約は長続きしませんよね?
その通り!我慢続きは精神衛生上よくはないからね。
ある程度は贅沢な浪費も必要な出費ともいえますよね。
だから浪費を押さえる節約術というのは贅沢を抑制するための「精神コントロール」が肝になるんだ。
- 浪費は贅沢を我慢できない精神状況から発生するもの。
- 我慢を前提とした節約は長続きしない。
⇒我慢を感じない「精神コントロール」を身に付ける!
「なぜお金を使ってしまうのか?」欲望と忍耐の関係

「なぜお金を使ってしまうのか?」
生活に必要なお金は「生きるため」に使うものです。これは基本的には削れません。
贅沢に使うお金は「自己満足のため」に使うものです。これは自分の欲望に従った結果の浪費です。
欲望を抑え込むのは忍耐の仕事です。欲望に忍耐が負けなければ、浪費を我慢することができるでしょう。かんたんにまとめると次のような関係にあります。
浪費:欲望>忍耐
節約:欲望<忍耐
⇒欲望を抑えて、忍耐を強くすれば節約がはかどる!
オタクの欲望は簡単に膨張しますね!
そして、オタクは食費を削るほどの忍耐力を備えている!
欲望も忍耐も大きくて、けっきょく欲望に負けてるようではダメですね…
「欲望の向かう先」と「忍耐の使いどころ」を間違わなければ、オタクの精神力は大したもののはずなんだよ…w
オタク流節約術というのは、その大したものであるはずのオタクの精神力を正しく使おうっていう話ですねw
- 出費は大きく2つに分けられる。
⇒「生活のため」「自己満足のため」 - 「自己満足のため」の出費(浪費)は欲望から生まれる。
- 欲望を抑え込むのは忍耐。
⇒欲望と忍耐の精神コントロールをオタクに学ぶ!
欲望のコントロール方法

「物が欲しい」という欲望を抑え込むことができれば、無駄な買い物はしなくて済みます。
欲望を抑え込むアプローチは次の4点です。
- 突発的な欲望に「待った」をかける。
- 過度な欲望が発生しないようにする。
- 欲望を長期間消化した状態を維持する。
- 他人と比べない。
欲望にあがなうなんて、オタクの苦手分野ですよ!
私はソシャゲで多くのことを学んだ…さあ、ひとつずつ項目を見ていこうか。
①突発的な欲望に「待った」をかける
いわゆる「衝動買い」をなくすための心がけです。無駄な物を買ってしまうパターンの多くは一時的な感情に流されての出費です。
世の中には、一時的な購買意欲をあおる状況は多々あります。例と対策をみていきましょう!
【期間限定!】【先着○○名】
今買わないとなくなっちゃう!
「たった今」欲しくなった物は、本来不要な物だと考えるんだ!
【今だけセール!】
今買わないと損ですね!?
元々欲しい物でないのなら、セールで安くてもお金使うこと自体で損してるよ!
【お祭り】
この雰囲気!今お金を使わずにいつ使うの!?
感情が制御できなくなるから、お祭りには近づくな!
【一目ぼれ】
なにこれ!?気に入った!
「たまたま見つけただけの物」への一目ぼれは衝動買いの典型!「いつでも買える」のだから、一度冷静になってから考えて!
衝動買いに気づく思考回路を持とう!
オタク的に言うならば、ソシャゲのガチャなんて期間限定ばかりだし、ガチャ祭りになるし、出費をあおられるシーンが多いです。YouTubeだと、誰かの生配信を試聴してる時の投げ銭も似たような出費感情をあおられますね。
一番の対策は「出費をあおられる場にいくな」です。
それはそれで寂しいかもしれませんが、感情にあおられやすい人は「危険に近づかない」という考え方を持つことが大事です。
とはいえ、「お祭り」については近づかないという対処もできるでしょうけれど、「期間限定」「セール」というのは日常的に遭遇しうる場面ですね。
こういう時のために「たった今欲しくなった物は、本当に欲しい物ではない」という思考を持っておくことが大事です。これが衝動的な出費を思いとどまらせる心のブレーキになります。
「一目ぼれ」については、店内を散策している時にたまたま目に入った物が欲しくなってしまうパターンです。
大抵の物は「いつでも買える」のだから、「今買わなくてもなくならない」と考え、一日だけでも間を空けることをオススメします。時間が空くと冷静になって、「よくよく考えるといらないな」感じることも多いものです。
「これ、衝動買いかも」「衝動買いなら無駄使いかも」と考える癖を付けよう!
意外と衝動買いしてしまう場面は多いのかもしれませんね。
ちなみに、ソシャゲには衝動買いをあおる要素が詰まってます。私の反省点。

②過度な欲望が発生しないようにする
節約というとミニマリストという言葉を思いつく人もいるかもしれませんね。
「不要な物を持たない」という思考は“過度な”欲望の発生を抑えることにもつながります。
「不要な物を持たない」思考のポイント
- 必要、不要を考える癖を付ける。
⇒感情に流されず、欲望の抑制になる。 - 部屋の物を少なくする。キレイに保つ。
⇒部屋の物を増やすことを避けようとする心理が働く。
お金持ちの人のお話を聞くと、ミニマリスト思考を持ってる人がけっこういるよね。
不要な物を持たないというのは、そもそも無駄を省くという思考でもありますもんね。やっぱり効率的に生きてる人は成果が出やすいんですね。
もっと庶民的で身近なところでは、部屋がキレイであることも心理的には大事だよ。
部屋に物を増やしたくない、という気持ちは節約には良い方向に働きますね!
ほかに、まったく別のアプローチとしては、自分の身の丈を知ることも過度な欲望を抑える効果があります。
自分の身の丈を知るということは、自分に適した生活レベルを知ることになります。自分に適した生活レベルを意識できると、過度な欲望が膨れ上がることもなくなります。
自分の生活レベルに合わない贅沢はそもそも手を出そうとは考えないんだよね。
タワマンに住みたい!高級スポーツカーに乗りたい!とかは、庶民なら思うだけで終了ですね。真面目に購入検討はしませんね。
自分の身の丈を知るというのは、節約だけでなく貯蓄意識の向上にも役立つよ!
一度老後について真面目に考えると、若いうちに使えるだけお金使ってしまうリスクに気付きますからね…

③欲望を長時間消化した状態を維持する
「欲しい物を買って欲望を消化!」…だけど、すぐに他の何かを欲しくなってしまうようでは浪費は止まりません。
時に欲望を消化することは大事です。節約を意識しすぎて我慢続きなのは精神衛生上よくないですし、そもそも節約が嫌になってしまって節約生活を継続できなくなってしまいます。
では、どうしたらよいのか?
ポイントは、欲望を消化した状態を維持することです。かんたんに言い換えると「飽きっぽくならないこと」です。
どういうことか?と思いますよねw
例えば、欲望に負けて何かを買ってしまったとしましょう。その買ってしまった物にどれだけの時間、満足した状態でいられるか、ということです。
買ったものに満足して楽しんでいる間は、他の新しい物に興味をもつことがなくなります。結果的に、長く満足して楽しんでいられる期間は、意図せず節約生活をしている状態です!
これについてはオタク趣味の真骨頂かもしれないね!例として紹介するのはゲームだよ!
比較的低単価で長時間遊べるから、時間単価で考えるとかなりお得な趣味ですよね!
オタク趣味でも時間単価で考えると、節約に適した趣味とそうでない趣味があるんだけどね。
ここはまた掘り下げて別途で語りたいですね!
とりあえず、ゲームをオススメの例として挙げたけど、ソシャゲは別物だよ…

他人と比べない
「隣の芝生は青い」ということわざがありますよね。古来より、自分の物よりも人の物の方が良い物に感じてしまうという事例が多くある、という証明でもありますね。
「人の物を見ていいな~」と感じてしまうのは誰にでも経験あることでしょう!
通販のページとかでも、商品のレビューを見て、「これいいな!」って思ってしまう心理も似たようなものですね。
「人がいい思いをしている」と感じると「自分もいい思いをしたい」と考えてしまうものです。もはや人間の性質でしょう。
つまり、他人を見るということは自分の欲望を掻き立てるキッカケになるということです!
とはいえ、他人をまったく見ないというのは実生活において無理があります。ではどうすればいのか?
他人と自分を比べることを意識的にしないようにしましょう!
人間、無意識に比較はしてしまうものです。そのため、意識的に比較を避ける心構えを持っておくことが大事です。
人をみてうらやましいという感情が芽生えてしまうのは抑えるのは難しいんだよね…
欲望の発生源として、これは非常に厄介ですね…
「これは他人と比較してしまってるかな?」という思考を持てるようになるだけでも少しは変わるとは思うけどね。
「人は人、自分は自分」を心掛けたいですね!
まとめ:欲望との付き合い方
人間、欲望の塊です!欲望を押さえつけるのは無理があります!
だったら、「欲望とうまく付き合いましょう」というのがポイントですね。そのための手段を紹介してきました。
- 突発的な欲望に「待った」をかける。
- 過度な欲望が発生しないようにする。
- 欲望を長期間消化した状態を維持する。
- 他人と比べない。
⇒基本方針は、「欲望に近づかない・遠ざける」
適度なガス抜きは必要だよ!我慢しすぎも逆によくない!
購入物の必要・不要を見極めて、購入した物については飽きっぽくならずに長く付き合えるように!
「欲望を我慢し続ける」より「欲望の消化状態を維持」の方が精神的にも健全!
「飽きっぽくならない」というのは、節約するなら大事なマインドですね!
忍耐力の鍛え方

「浪費したい!」という欲望を抑え込むのが忍耐の役割。欲望が止められないなら忍耐を鍛えればいいじゃない!
とはいえ、忍耐で欲望を抑え込むのは我慢をしているのと同じです。
そのため、忍耐を鍛えるといっても基本的には「欲望を大きくしない」という方針が健全ですね。「欲望を大きくしない」思考が結果的に忍耐強くあるためのコツになります。
「欲望を大きくしないコツ」を前項を参考に挙げてみましょう。
- 過度な欲望が発生しないようにする。
⇒使えるお金の上限が欲望の上限となり、自然に金銭的我慢を実施できる。 - 欲望を長期間消化した状態を維持する。
⇒自由に使える時間の上限が欲望の上限となり、自然に時間的我慢を実施できる。
誰もが避ける事ができない「金銭的我慢」「時間的我慢」が忍耐につながる。
金銭的、時間的制約は誰もが持ってるよね。
欲望の限界を自ら把握することで、無理なく我慢に意識が向くということですね!
そうそう。「金銭」「時間」の取捨選択が忍耐の源だね~。
金銭的我慢
浪費できるお金の上限は嫌でも決まってしまっていますね。
浪費できるお金 = 収入 ー 生活費 ー 借金 ー 貯蓄分 + 節約分
「収入ー生活費」が「浪費できるお金」…と思うかもしれないけど、ちょっと追加があるんだよ。
「借金」「貯蓄分」「節約分」…これらがポイントということですか?
「浪費できるお金」を現実よりも大きく見積もってしまわないために大事なポイントだね。
いかに「何かが欲しい」という欲望に駆られたとしても、「浪費できるお金」が少ないと分かっていれば、金銭的上限により欲望の取捨選択をせざるをえません。
これが、金銭的我慢からくる忍耐力です。
「金銭的我慢からくる忍耐力」を鍛えるというのは、「浪費できるお金」が実は大きくないということを正しく認識することです。
では、3つのポイントをもう少しくわしく見てみよう!
【金銭的我慢のための3つのポイント】
- 借金
借金を前提とした買い物を通常と考えていると、使えるお金を大きく見せてしまうマイナス要因 - 貯蓄分
老後の生活を考慮していないのは、使えるお金を大きく見せてしまうマイナス要因 - 節約分
欲しい物のために節約をがんばれるプラス要因
①借金
あたりまえですが、借金は自分のお金ではありません!
しかし、世の中では借金をまるでふつうの事のように認識されてしまっている事例が少なくありません。借金に対する心理的ハードルが下がってしまっているわけですね。
例えば、「クレジットカードによる分割払い、リボ払い」「奨学金、学資ローン」「車や家のローン」「スマホ本体の分割払い」などなど。(クレジットカードの一括払いも借金ですが金利を気にしなくて良いものは除外でOK。)
借金には多くのデメリットがあります。
- 本来買えない物が買えてしまう。
- 高い金利によって総支払額では損になる。
- ローンという形で毎月の出費の重荷になる。
- 欲しい物を先に手に入れることにより、働く(稼ぐ)モチベーションが低下する。
借金には根本的にお得になる要素がないよ!
欲しい物が早く手に入る「今の瞬間」だけが幸せですね…借金は「苦労の先送り」ですからね。
私は資産運用をするようになって金利の相場観が身に付いたのだけど、ローンの金利設定の高さは恐ろしいよ…
借金は自分の生活レベルを見誤らせる大きな要因ですね。
身の丈にあった生活をしよう!
②貯蓄分
「オタク活動生涯現役!」
これを語るなら、今の生活だけが成り立っていればOKではありません!老後にも金銭的余裕を確保しておく必要があります!
そして、老後の金銭的余裕を確保できるのは収入があるうちだけです!
浪費に回せるお金は、貯蓄分を差し引いて考えなければならない、ということを認識して実践しましょう!
ちなみに、必要貯蓄額を小さく見積もってしまっていないかも注意が必要ですね。
老後の年金だけで自由奔放な生活ができれば貯蓄なんて考えなくて良いのだけどね…
老後の生活レベルは、収入がある期間の努力によって決まりますね。
自分の望む未来を実現するには、いくら貯蓄しないといけないかを考えてみよう!
貯蓄を全くしないのは「苦労を老後に先送り」しているのと同義!

老後の資産形成をしっかり考えたい人は、こちらの記事が参考になるよ!

③節約分
「お金の上限は分かっているけれど、上限突破したい!」「欲しい物が我慢できない!」
人間ですもの。そんな時もありますよね。そういう時は節約をがんばりましょう!
追加で節約をがんばった分は浪費(趣味への出費)に回してしまってもよいのです!
節約努力の成果を自分へのご褒美にすることは、節約生活を継続するうえでも大事です。苦しいだけの節約生活は長続きしませんからね。
目標があれば節約もがんばれるよ!
「浪費に使えるお金の上限」を突破してしまうのはダメですが、「追加の節約努力によるお金」はご褒美枠ですね!
こうした節約は、自主的に金銭的我慢を実践している好例だね!
金銭的我慢のまとめ
忍耐力の基礎のひとつとなる「金銭的我慢」について、くわしく解説をしました。振り返りをしてみましょう。
金銭的我慢の肝は、「浪費に使える上限」を把握することで、「欲望」をお金の面で自然に押さえつけられる、というものです。
浪費の上限を把握しておけば、多くの欲望が沸きあがっても、浪費の上限の範囲で欲望の取捨選択を無意識にするようになります。
結果として、お金を把握し、守ろうとする意識は、忍耐力の向上につながります!
ただし、「浪費に使える上限」を正しく認識しないと、金銭的我慢は有効に作用しません。ポイントを改めて押さえておきましょう!
浪費できるお金 = 収入 ー 生活費 ー 借金 ー 貯蓄分 + 節約分
【金銭的我慢のための3つのポイント】
- 借金
借金を前提とした買い物を通常と考えていると、使えるお金を大きく見せてしまうマイナス要因 - 貯蓄分
老後の生活を考慮していないのは、使えるお金を大きく見せてしまうマイナス要因 - 節約分
欲しい物のために節約をがんばれるプラス要因
時間的我慢
「金銭的我慢」がお金によって制限がかかるのに対し、「時間的我慢」は時間によって制限がかかる我慢です。
1日24時間です。やりたいことがいくらあったとしても、やる事を取捨選択しなければなりません。
これが、時間的我慢からくる忍耐力です。
「時間的我慢による忍耐力」を鍛えるということは、時間単価が安い趣味で満足できることです。一度の浪費で満足を長時間維持でれば、時間制約の都合上、新しい浪費をすることはありません。
浪費できる時間(自由時間) = 24時間 ー 仕事時間 ー 家事時間 ー 日常生活時間 ー 睡眠時間
※日常生活時間:食事、お風呂など生活に最低限必要な時間
⇒時間は増えない。時間単価の安い趣味にハマることは、長期間節約生活をしているのと同義になる。
時間において効率化で短縮できるのは家事時間くらいかな?
サラリーマンだと仕事時間はなかなか自由効かないしね…
睡眠時間を削るって人は多いかもしれませんね?
睡眠時間を削るのは絶対にオススメしないよ!長い目でみると害でしかない!
そうなると、時間ってあまり融通効きませんね~…
「時間的我慢」については論点が多くありません。そもそも、「浪費できる時間(自由時間)」を無理して増やす事をオススメしたくありません。
自由な時間は多いに越したことはないですが、真っ先に削
りやすいと考えてしまう睡眠時間はボディーブローのように自身の健康にダメージを残してしまいます。私は40代近くになってから、かなり実感できるようになってしまいました。
話を戻しましょう。「浪費できる時間(自由時間)」は限られています。そして、この時間に「いくらお金を使ってしまうのか?」が節約の視点でのポイントになります。
「浪費できる時間(自由時間)」が少ないほど、お金を使う機会がないから貯蓄・節約がはかどる! というのは罠…
自由時間がない生活なんて、まさにブラックな環境ですね…
実際、ブラックな生活をしていた頃はかなりお金貯まったけど、精神的には死んでたよ…
「浪費できる時間(自由時間)」 を短縮する貯蓄・節約術は成立しませんね…
浪費の時間単価
「浪費できる時間(自由時間)」とは、つまり趣味の時間のこと。最低限の出費以外の浪費をしてしまう時間ですね。
浪費自体は、精神衛生的にも否定はしません。適度に好きなことにお金を使って、心をリフレッシュすることは、自分自身のふだんのパフォーマンス向上にもつながります。
問題にするべきは「浪費の時間単価」です。
時間は限られているので、やりたい趣味すべてをすることはできませんね。やりたいことの取捨選択は必須です。
節約の観点からすると、「時間単価が安い趣味」を優先することが有効です!
時間単価が安い趣味にハマると、「浪費できる時間」はその趣味に費やされるので、結果的に長い期間、我慢せずに節約生活ができていることになります!
ここでオススメなのがインドアな趣味!
外出する機会や人に合う機会が多いとお金を使いがちですもんね~。
オタク趣味が節約になるゆえんだね!
時間的我慢にオススメなオタク趣味
誰しもが24時間の制限のため、時間的我慢を強要されます。取捨選択される「やりたいこと」に対して、オタク趣味をもつことは節約になります。
なぜなら、オタク趣味は「時間単価が安い趣味」が少なくないからです!
私のオススメは「ゲーム」だね。長く遊べるゲームは100時間以上いくからね。
無料で楽しめるコンテンツも良いですね!
無料といっても、他で浪費しないように注意だけどね…
ソシャゲは特に注意でしたね…

まとめ:忍耐力の鍛え方
浪費をしないように欲望を抑え込む「忍耐力」についてお伝えしてきました。長くなったので振り返りをしましょう。
- 過度な欲望が発生しないようにする。
⇒使えるお金の上限が欲望の上限となり、自然に金銭的我慢を実施できる。 - 欲望を長期間消化した状態を維持する。
⇒自由に使える時間の上限が欲望の上限となり、自然に時間的我慢を実施できる。
誰もが避ける事ができない「金銭的我慢」「時間的我慢」が忍耐につながる。
「金銭的我慢」では、浪費できるお金の上限を認識することが大事だったね!
使えるお金の上限が分かれば、自制が効くようになりますよ!
浪費できるお金 = 収入 ー 生活費 ー 借金 ー 貯蓄分 + 節約分
「時間的我慢」では、やりたいことが取捨選択されるから、「時間単価が安い趣味」にハマることがオススメだったね!
「時間単価が安い趣味」に長時間ハマってれば、意識せずに節約生活しているようなもの!
「時間単価が安い趣味」としてオタク趣味は有効だよ!
出費がかさむ外出や人との交流の機会が減るという点でも、インドアなオタク趣味はオススメなんだけど…
人との交流を断ってしまうのは「人的財産」の喪失になってしまいますね…
オタク趣味はオススメするけど、完全な引きこもりにならないように注意だよ!
維持すべき交流は大事にね~!

全体まとめ:欲望と忍耐のコントロール
最後に全体の振り返りをしましょう。
この記事では、節約術として「欲望と忍耐をコントロール」することについてお伝えしてきました。
【オタク流・節約術のポイント】
「浪費か?節約か?」
この分かれ目は、欲望と忍耐のバランスがどちらに傾くかによって決まります。
- 浪費:欲望>忍耐
- 節約:欲望<忍耐
⇒欲望と忍耐をうまくコントロールするオタク流の節約術を伝授します!
節約するためには、「欲望を小さく」「忍耐を大きく」すれば良かったですよね。なるべく我慢をせずに「欲望を小さく」「忍耐を大きく」する術は次の通りでした。
【欲望を小さくするポイント】
- 突発的な欲望に「待った」をかける。
- 過度な欲望が発生しないようにする。
- 欲望を長期間消化した状態を維持する。
- 他人と比べない。
⇒基本方針は、「欲望に近づかない・遠ざける」
【忍耐を大きくするポイント】
- 過度な欲望が発生しないようにする。
⇒使えるお金の上限が欲望の上限となり、自然に金銭的我慢を実施できる。 - 欲望を長期間消化した状態を維持する。
⇒自由に使える時間の上限が欲望の上限となり、自然に時間的我慢を実施できる。
誰もが避ける事ができない「金銭的我慢」「時間的我慢」が忍耐につながる。
なるべく我慢せずに節約するならオタク趣味の中でも「ゲーム」が特にオススメ!
【ゲームを趣味とする利点】
- [欲望減] インドアな趣味は外出をせず、人との交流が少なくなることから、「突発的な欲望」の要因となる外的情報が入ってきにくい。
- [欲望減] ソシャゲのように他人との競争でお金を費やす要素がない。
- [忍耐増] 初期投資がかかっても、長時間遊べるため時間単価で考えるとコスパが良い。
- [忍耐増] ハマると安上がりで満足感が長期間続く。
欲望と忍耐をコントロールできれば、節約がはかどるよ!
我慢する節約は長続きしないから、自然と欲望と忍耐を良い状態に維持できる「ゲーム」はオススメですね!
「ゲーム」ならなんでも良いっていうわけではないよ!
節約の観点からオススメできるゲームは、こちらの記事を参考に!
