「節約するところがない!」
「節約の仕方が分からない!」
そんなことを考えている人へ。まずは節約に対する考え方から変える必要があります。
「今が最適」と思っているようであれば、考え方を変えないと節約なんてできないよ!
考え方を変えるためのキーワードが「プライド」ということですね!
- 節約の基本は生活費の見直し。
- プライドには維持費がかかる。
⇒あなたのプライドは維持費に見合う価値を生み出せていますか?
内面を磨くためのプライド⇒必要なことが多い
外面を磨くためのプライド⇒不要なことが多い
くわしいポイントが気になる人は記事を読んでいってね!
節約の基本は生活費の見直し

節約とは出費を抑えることですね。
では、出費はどういう時にするものでしょうか?
誰もが「これは必要」と判断した時に出費していますよね?当たり前です。わざわざいらない物にお金を出しません。
必要という判断なしに出費している例外的な事例は固定費だね。
節約の基本は固定費とうだけはありますね…
他にも贅沢だと感じつつも出費してしまっている事例もあるけど、これは贅沢と分かりつつも「必要と判断」して出費しているパターンだね。
精神的満足のために、時に贅沢な出費も必要ですからね…
どんな人であっても基本的には「必要なことを積み重ねた結果、今の生活費になっている」のです。
いざ「節約しよう!」と考えても、「節約するところがない!」となるのはこのためですね。
先に結論をいってしまうと「節約するところ」を見つけるためのヒントは「プライドを捨てること」にあります。
しかしその前に「生活費を見直す」ということについて、真面目に向き合う必要があります。なぜなら、プライドを捨てるためには相応の理由が必要だからです。
出費にもいろいろなパターン・事情があるけれど、節約を考える第一歩は「生活費を見直す」という作業だね!
とはいえ、「自分には節約が必要だ」と強く認識しないと、節約に本気で取り組もうとしませんよね。
まずは節約に取り組むための心構えを身に付けるために、こちらの記事をご覧になられるとよいかもしれませんね。

- 生活費を見直し、節約の必要性を強く認識する。
⇒節約を途中で投げ出さないための精神的な準備を! - 「自分に必要な」節約の目標を立てる。
⇒節約の継続力のために現実的かつ意味のある目標設定を! - 節約を実践する。
⇒不要なプライドを捨るべし!
生活費(=生活レベル)はプライドの高さによって決まる!
プライドは有料!?生活費が増える原因

節約に取り組むための心の準備は万端ですか?中途半端な想いで始めた節約は長続きしませんからね…
先に結論として生活費がどのように成り立っているのかを示しておきます。
現在の生活費(生活レベル)=最低限の生活レベル+自身のプライド
では「生活費が高くなる理由」を考えてみましょう。
良い生活をしていれば出費が増えますよね?
そして良い生活をどれだけ望むのかは、人それぞれが持っているプライドの大きさによります。
プライドは有料です!
もう少しかみ砕いていきましょう。
「良い生活」とはなんでしょうか?これは人によって異なります。要するに、主観的に決まるのです。
つまり、「良い生活」を決めるのは自分自身であり、生活費に直結する生活レベルを決めているのは自分自身なのです。自分で決めているのだから、生活レベルは「自分がその気になればコントロール可能」です。
とはいえ、人として最低限の生活レベルというものがあります。「最低限の生活レベルで満足できない分」は「より良い生活を求める自分の気持ち(プライド)」で決まります。
「良い生活を送りたい」という気持ちが強い分だけ、生活費は高くなります。
「生活レベルを下げる」ということは、今の生活を手放すことです。これには精神的な覚悟が必要です。人は一度手に入れた物は失いたくない、と考えるのが普通です。誰だって、失うのは嫌なものです。
「生活レベルを下げる」ということは「失うことを許容する」ということ。「失うことを許容する」には「プライドを捨てる覚悟」が必要があります。
「失うこと」と「プライド」がイマイチつながりませんね…
例を挙げると分かりやすいかな?
たとえば、家賃。良い家から貧相な家に引越すにはプライドを捨てないと決断しがたいよね?
なるほど…良い家に住むのはステータスでもありますからね。プライドに関わりますね。雰囲気が分かってきました!
そう。プライドにはお金がかかるんだよ…
2種類のプライド…必要・不要の見極め

プライドにはお金がかかるといっても、プライドのすべてが悪いわけではありません。世の中、必要なプライドもあります。
「プライド=人間の尊厳」です。プライドをすべて失ってしまうと、人間として空っぽになってしまいます。
現在の生活費(生活レベル)=最低限の生活レベル+自身のプライド
「最低限の生活レベル」が生きるだけのレベルとするなら、プライドがある分だけ自分らしさが生まれるわけですね。
持つべきプライドと捨てるべきプライドの見極めをするのが節約のポイントになるね!
内向きのプライド⇒持つべきプライド
外向きのプライド⇒捨てるべきプライド
内向きのプライド
持つべきプライドの代表は「内向きのプライド」です。ようするに、自分を磨くためのプライドは必要です。
分かりやすい例だと「仕事へのプライド」ですね。仕事にプライドを持つことは仕事の質を上げます。仕事の質が上がれば収入だって増える可能性があります。
自分を磨くことは、自らの価値を高める行動です。自分の価値が高まるのであれば、そこにかかる出費は投資であり浪費ではありません。
勉強のための出費、仕事環境を整えるための出費、生活に支障がない程度の身だしなみ。こういうのは必要な出費だね。
とはいえ、こだわりすぎると出費がかさみますね…
もちろん、身の丈にあった出費であるべきだね。
外向きのプライド
節約の本題はこちら。捨てるべきプライドの代表は「外向きのプライド」です。ようするに、他人に誇るための“だけ”のプライドは不要です。
【外向きのプライドの出費例】
- 人に自慢するためにかかる出費
※人に尊敬されるための出費は仕事であれば時に必要。
※自分自身の実力を磨く出費はOK。 - 快適を通り越して贅沢のための出費
※快適と思うレベルは人により異なる。他の人からすれば贅沢の可能性も。 - 人を引き付けるための出費
※お金でなりたつ交友関係は不健全。仕事であれば時に必要。
人は誰しもが「よく見られたい」と思うものだから、ある程度の外向きのプライドは持っていて良いと思うよ。
ただ、内向きのプライドと比べて、外向きのプライドについては節約の観点から見直しをすべきポイントが多そうですね。
自慢するための出費
実質的に生活の向上には対して役にも立っておらず、人に見せることで価値が出るような出費は節約しても困ることはないはずです。
困るとしたら、「人に自慢できなくなる=自分を大きく見せることができない」ことでしょう。
お金をかけて自分を大きく“見せる”ことに価値はありますか?
見た目ではなく実際に自分の価値を上げることによって自分を大きく“見られる”ようになるべきです。つまり、見た目をよくするよりも自分自身を磨く方が理にかなっています!
見た目で評価を得るより実力で評価を得ましょう!
高級車、ブランド物というような物に対する出費が代表的な例だね。
外見を磨く類も同じですね。高い美容院に指名料…
物やサービスの価値はピンからキリまであるからね。明らかに高級といえるものだけが対象というわけではないよ。
上を見ればキリがないように、下だって見れば選択肢は多くあるってところですね。
あと、よくありそうなのは、流行に乗ってしまうことだね。
そっちの方がよっぽど身近な問題ですね!流行に乗ると結構短い期間で色々買っちゃいますもんね。
贅沢のための出費
快適さを求めれば出費は増します。快適さが行き過ぎると贅沢の領域になります。
この快適と贅沢の境界線は人それぞれです。一度快適さを味わうとそれが普通になってしまい、人からすると贅沢であっても本人にとっては快適どころか普通という感覚になってしまいがちなのが怖いところです。
節約の一番のポイントは、この「贅沢のための出費を削る」ともいえるでしょう。
たしかに、ここは論点が多そうですね…
細かいポイントはまた後の項で話を出すよ!
ところで、家電だけなんだか注意点が他と違いますね?高い物を使っていないかではないんですね。
家電のような長期利用する家財は、どれだけ長持ちするか、電気代はどうか、まで考える方が総合的にお得だからね。
安いけど早く壊れてしまったり、電気代が高いと結果的に高くつく、ということですね!
人を引き付けるための出費
仕事においては「人を引き付ける出費」は時に必要です。仕事であれば、ようするに宣伝費・広告費ということですからね。
しかし、プライベートにおいて宣伝費・広告費は必要でしょうか?そして、それで引き付けた人とのプライベートな付き合いは大事なのでしょうか?
プライベートにおいて、お金で成立する人付き合いは恒常的に出費を増すことになりかねません。お金で寄ってきた人たちとのお付き合いということですからね。
プライベートな交友関係は、Give & Takeの関係が理想的だよ!
与える一方の関係なのは対等ではありませんもんね。
逆に自分がもらう一方にもならないように!節約という観点ではプラスかもしれないけれど…
一時的なプラスのためにGiveをしてくれる交友関係を台無しにするべきではないですね!
その通り!仕事でもプライベートでも、人とのつながりは財産だよ!
人という財産を負の財産にしないように!ですね。
プライドについてのおさらい
説明が長くなったので、かんたんに振り返りとしてポイントをおさらいしておきましょう。
現在の生活費(生活レベル)=最低限の生活レベル+自身のプライド
- 自分を磨くための内向きのプライドは大切に!
ただし、行き過ぎには注意! - 自分を大きく見せるための外向きのプライドは生活費の見直しポイント!
「自慢するための出費」「贅沢のための出費」「人を引き付けるための出費」に注意! - 生活レベルを下げることは生活費の削減につながる。
- 生活レベルを下げることはプライドが許さない?
プライドを捨てないと生活費の削減は困難!
プライドを捨てることで生まれる節約事例

節約するという確固たる信念を持っていれば、プライドを捨てることによって不必要に高い生活レベルを引き下げることができます。
生活レベルを下げることによる節約効果は人それぞれとしか言えません。
家計簿をつけているようであれば、どういった内容の生活費が高くなっているのかが明確です。家計簿は「何を節約するべきか」という判断にも役立つので、家計簿をつけることはぜひやってみてください!

節約効果は人それぞれ!といっても、何かしら参考になるものがあると助かりますね…
まあそうだよね。私の過去の実例の一部を出しておくよ!
食費について
食費は健康にも関わるので、削りすぎもオススメできません。しかし、いわゆる嗜好品の類は削る候補にしてもよいでしょう。
毎日食べているような人であれば、毎月3000円前後の節約が期待できるでしょう。
高級食材とかは論外として、身近な例だとデザートやお菓子は節約ポイントだよ!
デザートやお菓子を封じようとするとは…ぐぬぬ…
まあ、ストレスをためすぎない程度にね…健康にも気をつかってね。
食費はプライドがよく表れるポイントではないでしょうか。「良い生活」の中に「良い食事」というのは直結しますよね。
ちなみに、私が今でも食べている嗜好品の類は、ヨーグルトと高カカオチョコレートくらいです。
健康に良いと言われているものには興味をひかれてしまうので…w
外食について
外食は節約の大敵と言われがちに思います。しかし個人的には必ずしもそうとは思いません。
外食の利点は、「料理や後片付けの時間を取られない」ということです。外食をすることで自由時間を確保できるのであれば悪くない、という考え方もできます。
「自分の時間」にどれだけの価値を見込んでいるのか、ここは人それぞれ価値基準が異なるところですね。
ただ、外食をやめることによる節約効果は小さくはないです。人によってかなり節約効果はかなりバラつくと思いますが、毎月1万円前後の節約はできる可能性があります。
外食については意見が中途半端ですね?
外食先にもよるんだよね。安い外食先もあるからね。
私の場合、平日はほぼ毎日、それなり(一食650円~850円くらい)の外食先を利用している時期がありました。本業の都合で仕方なく…
ある時期からその外食をやめたら、毎月1万円くらい節約になったので、一般的に外食は高いという感覚はあります。
ただ、一食500円以下で済むなら外食もありかな、とは思っています。やっぱり、料理等に時間を割かずに済むのは大きいです。
浮いた時間で何をするのか?というのも大事ですけどね。趣味時間が増えるだけでは何もプラスになるものは生み出せないですが、自己投資・自己啓発に励むならば悪くない出費です。
家賃について
賃貸
家賃は固定費!
固定費は毎月自動的に出費してしまうので、節約のために少しでも削りたいところです。
「良いところに住みたい」「今より悪い環境は嫌」という気持ちも分かります。家賃を削ることこそ、プライドを捨てないと難しいでしょう。
しかし、娯楽費や食費など、日々の消費での節約がしがたいようであれば、家賃のように大きな固定費削減はぜひ検討しましょう!
掃除が面倒だから、意図的に狭い部屋に住む人もいますよね。
そういう人は、プライドよりも実利を優先するタイプだね。節約の観点からは理想的な考えだと思うよ。
実家
家賃について理想的な状況は、おそらく実家暮らしでしょう。人によるかもしれませんけどね。
実家を出て家賃・水道・光熱費等を負担するよりは、実家暮らしで家賃・水道・光熱費等を家族と分担する方が効率的なことが多いでしょう。
大人になってからの実家暮らしは何かと世間体が…
世間体を気にすることこそ、プライドが邪魔をしている証拠だね。
独身を貫く事を決めていると、そのあたりの判断は強いですね…
まあ世間体を置いておいても、私くらいの歳になると親が心配という意味合いもあるんだよ…実家暮らしは。
私の場合、実家を離れて暮らしている時は、基本的に家賃は安さ優先で決めていました。仕事から帰って寝るだけに近い生活をしていたせいもあって、むしろ住む部屋にこだわりがなかったのもありますが…
あるキッカケで実家で暮らすようになりました。
私の場合、実家暮らしになっても実は金銭的にはそれほど節約になりませんでした。
なぜなら、一人暮らしの時は仕送りという形でお金を実家に入れていたからです。実家暮らしになってからは単純に実家に入れるお金を増やしたので、金銭的メリットはあまりなかったんですね。
しかし、実家暮らしで大きな恩恵があったのは以前よりも時間ができたことです。
人によるかもしれませんが、家族がいれば家のことは分担できるので時間が増えるというパターンは多いのではないかと思います。
消耗品について
日々使うような消耗品。いろいろありますね。これらも生活費として地味にお金がかかり続けます。
消耗品も高い物から安い物までいろいろありますが、この中でできるだけ良い物を手に取りたいという気持ちは分かります。
そのため、消耗品類による生活費もプライドの影響が表れやすいです。
ひとつひとつは小さくても「塵も積もれば山となる」です。節約時の見直しポイントになりますよ。
家族に任せるとビックリするくらい無頓着に高めの物を買ってくることがあるんだよね…
まあ、節約しようという気持ちが緩ければ、無頓着になるところかもしれませんね…ひとつひとつが高額なわけではないですし…
消耗品類については、どちらかというと節約を考える中でも優先順位は後の方ですね。他に大きなポイントがありますからね。
しかし、消耗品の購入についても、無頓着すぎると意外と出費が無視できない金額になっていたりします。
目についた物を買うよりは、同種の物の価格比較をしてから購入するように心がけるとよいですよ。
たいていの場合、消耗品は毎回同じものを買うでしょうから、一度使う商品を決めると、その出費は継続発生するものですから、長期的に見ると意外と節約になりますよ。
自動車、家電などの長期利用品
自動車
自動車については考え方が「生活必需品か贅沢品か」で大きく変わります。
そもそも自動車が生活必需品でないのであれば、自動車を手放すというのは節約効果が大きいです。自動車の維持費はかなりのものです。
生活必需品ではないのに「自動車くらい持ってるのがふつう」という気持ちで持っているのであれば、その自動車はプライドによって持たされているものです。
自動車は確かにあった方が便利です。しかし、自動車が生活必需品でない地域で生活しているのであれば、移動手段の代替があるはずです。
節約をしたいのであればプライドは捨てておいて、実利の面で「自動車による便利さ」と「自動車の維持費・ランニングコスト」とを比較して、自動車を所持し続けるべきかどうか、一度考えてみることをオススメします。
自動車自体も高い買い物になるけど、買った後も「車検、保険、ガソリン代(電気代)、メンテナンス・修理費etc…」いろいろお金かかるからね。
自動車くらい、と思う感覚、ありますけどね~。移動にも買い物にも便利!
その便利さが支払う金額に見合っているかどうか、だね。
まあ、住んでいる場所次第では、移動手段なら電車・バス、大きな買い物なら通販、という手段もありますからね…
健康面の意味でも近距離移動なら自転車もオススメだよ!
なお、自動車が生活必需品の場合は、自動車を持たないという選択肢はないですよね。
代わりに気にするべきは、「生涯価格で価格検討すること」です。自動車の購入価格だけで購入判断しないようにした方がよいです。燃費や維持費を考えると「長期間使うならばお得」という判断も出てきます。
自動車は快適さだけでなく安全性の問題もあるので、生涯価格で見ても「安い物が単純によい」と判断できないのが難しいところですね。
結局は、自分の財政状況次第なんだよね…とはいえ、節約の志があるなら「贅沢品」と言われるレベルの選択は避けたいところだね。
私の場合は、実家を出て一人暮らししていた時期は自動車を実生活で利用していました。
しかし、実家に戻ってからは自動車が必須な環境ではなくなったため、早々に手放す決断をしました。
住んでいる地域によりますが、慣れてしまえば自動車がなくても生活にそれほど支障はないものです。
ちなみに、趣味としてバイクも持っていたのですが、バイクも手放してしまいました。
自動車もバイクもなくなると、節約効果は結構大きいです。
所持しているだけでお金(税金も!)かかる自動車・バイクは意外と節約にとっては大敵ですね。
家電
家電はもはや生活必需品なので、プライドどうこうで手放すようなものではありませんね。
強いて言うところがあるとするならば、「不必要に高い物を買わない」「安物買いの銭失いにならない」ように気を付けるくらいでしょうか。
家電は新しい物、高い物はいろいろ高機能で便利であったり性能が良かったりします。しかし、その便利さや多少の高性能は本当に必要なものですか?「贅沢」に値するものではないですか?
こういう視点で商品選びをすると、無駄なお金を使わないで済むかもしれませんね。快適さは行き過ぎれば贅沢です。
また、家電については特に「生涯価格で価格検討すること」が大事です。
電気代も大事ですし、安いけど壊れるのが早いのは結果的に高くついてしまいます。
安心して長く使える、という目で見ると、やっぱり家電はブランドを気にしてしまいますね。
「ブランド物にお金を使うのはプライドがそうさせているだけ!」と言いたいけど、家電は別物として考えた方がいいね。信頼性大事。
その他、贅沢な出費
高級品、ブランド品
節約を考えるなら、特定の場合を除いて論外なのが「高級品、ブランド品」です。基本的に「高いことによる快適性、高機能」を通り越して贅沢品に属するものは節約の対象です。
【贅沢品の基準】
- 他の人に見せる事で価値を発揮するものか?
⇒外面的プライドを維持するために必要なもの。 - 自己満足、娯楽のためだけの物か?
⇒内面を磨くためのものではない。 - 求めている快適レベルが高すぎないか?
⇒プライドの高さは生活レベル(快適さ)の高さ。
贅沢品はプライドを捨てれば不要になるものです。プライドを維持するためのものが贅沢品です。
人に自慢できるものがあるのは、自分の存在価値の証明にもなりますね。
自身の価値を目に見える物で示すのは、分かりやすい方法なんだよね。
プライドが高ければ外面的価値が欲しくなってしまう…
こういう外面的プライドは有料なんだよね…
なお、特定の場合を除いて「高級品、ブランド品」は論外と最初に書きました。特定の場合というのはなんでしょうか?
【高くても贅沢品ではないもの】
- 生涯価格で安くなるもの
⇒安くてすぐに壊れる物より、高くて長く使える物の方がコストパフォーマンスに優れる場合がある。 - 時間短縮(効率化)になるもの
⇒代表例は家電。時間は財産。浮いた時間を内面磨き(自己投資)に使えるならば、価値ある出費。
※怠惰のための出費はNG。
これは長期利用品のところで話した通りですね!
「安物買いの銭失い」にならないように!
「時間は財産」の概念も忘れずに!
娯楽、趣味
ストレスがたまる一方の生活は精神的に耐えられません。ガス抜きは必要です。しかし、娯楽、趣味については限度を決めないといけません。
適度な娯楽や趣味は「リフレッシュのために必要」と判断できますが、行き過ぎれば浪費です。
目標とした貯蓄・節約ができておらず、娯楽、趣味の出費が多いのであれば、それは自分にあった娯楽、趣味ではない、と考えるべきです。
「金銭面が理由で自分にはできない娯楽、趣味」の存在に気づいてしまう事は、自身のプライドを傷つけることでしょう。そのため、なかなか認められないものです。
ここでもプライドの存在が節約の邪魔になるのです。
娯楽や趣味なんていうものは、いろいろなところに存在するものです。長期的にみれば、貯蓄・節約ができる程度の娯楽、趣味を見つけることは、金銭面での安心、安定につながり、強いては幸せにつながることでしょう。
お金なくして幸せを語れないのが今の世の中です。残念ながら…
旅行とかは人生を豊かにするし良いと思うんですけどね~。出費が…
好きなものは好きで良いと思うよ。ただ、ペースとか行先とか、節度を守っていこうね。
お金のかかる趣味だけだと金銭面的に厳しいですし、いろいろな趣味を持っていた方が良いのかもしれませんね。
お金かからないで楽しめる趣味もいっぱいあるからね!参考記事を置いておくよ!

まとめ:プライドを捨てれば節約になる
プライドは有料であること、プライドを捨てることが節約に直結することをお伝えしてきました。
最後に振り返りをしておきましょう。
現在の生活費(生活レベル)=最低限の生活レベル+自身のプライド
内向きのプライド⇒持つべきプライド
外向きのプライド⇒捨てるべきプライド
【外向きのプライドの出費例】
- 人に自慢するためにかかる出費
※人に尊敬されるための出費は仕事であれば時に必要。
※自分自身の実力を磨く出費はOK。 - 快適を通り越して贅沢のための出費
※快適と思うレベルは人により異なる。他の人からすれば贅沢の可能性も。 - 人を引き付けるための出費
※お金でなりたつ交友関係は不健全。仕事であれば時に必要。
- 自分を磨くための内向きのプライドは大切に!
ただし、行き過ぎには注意! - 自分を大きく見せるための外向きのプライドは生活費の見直しポイント!
「自慢するための出費」「贅沢のための出費」「人を引き付けるための出費」に注意! - 生活レベルを下げることは生活費の削減につながる。
- 生活レベルを下げることはプライドが許さない?
プライドを捨てないと生活費の削減は困難!
贅沢かどうかの基準は人それぞれ。プライドの高さによって「贅沢」「快適」「ふつう」の判断は変わるよ。
贅沢かどうかの判断は以下を参考に~。
【贅沢品の基準】
- 他の人に見せる事で価値を発揮するものか?
⇒外面的プライドを維持するために必要なもの。 - 自己満足、娯楽のためだけの物か?
⇒内面を磨くためのものではない。 - 求めている快適レベルが高すぎないか?
⇒プライドの高さは生活レベル(快適さ)の高さ。
【高くても贅沢品ではないもの】
- 生涯価格で安くなるもの
⇒安くてすぐに壊れる物より、高くて長く使える物の方がコストパフォーマンスに優れる場合がある。 - 時間短縮(効率化)になるもの
⇒代表例は家電。時間は財産。浮いた時間を内面磨き(自己投資)に使えるならば、価値ある出費。
※怠惰のための出費はNG。
プライドはお金のかかる荷物だよ!
必要なプライドと不要なプライドを取捨選択しましょう!