仕事をして、家事をして、趣味の時間を持つことなく寝る時間。
あなたはそんな毎日に満足していますか?
そんな毎日、イヤじゃないですか?
私はイヤです!
私は気付いてしまったのです。
こんな毎日、何のために生きているのか分からない、と。
そして私は思い至りました。
独身であれば、長く働き続ける必要はない、という可能性に!
今や定年は自分自身で決める時代!
雇用延長して働き続ける選択肢があるのだから、その逆、早期退職を選んだっていいじゃないか!
社会人になってから、何の疑問も抱くことなく仕事人間であり続けていたML執事です。
仕事人間になんてなりたくないなぁ。もっと自由に生きていたいよ。
仕事は生きる糧ではありますが、それだけが人生になるのは寂しいですね…
【私が一生働きたくない理由】
・同じ会社の人が数日間無断欠勤していたかと思ったら、一人暮らし孤独に亡くなっていた。
・その事例を間近で見て、仕事に忙殺さて自分らしい生活ができないまま人生に幕を降ろすことに恐怖を感じた。
・自分も孤独のままいつ亡くなるか分からない。正規の定年を待たず、早期に後悔しない人生を目指したくなった。
【この記事で分かること・変わる未来】
- 独身ならば、早期退職のハードルが低いという事実
- 嫌な仕事を早くやめる選択肢を持てる
- 人生の終盤、満足できる時間を持てるようになる
定年まで働き続ける、定年延長、そんな未来は常識ではありません!
日々、なんのために生きているのか?
独身一人暮らし!自由な人生!
…と思っていたけれど、現実は甘くないですよね。
サラリーマンやってると、平日は日々の仕事に追われ、帰宅したらもう自分の時間なんてなくなってる。
週末になったら、溜まってる家事をこなさないといけない。
「こんな毎日、いつまで続くんだろう?」
あなたもそんなことを感じていませんか?
まさに社会の奴隷になったかのような生活だね。
若い時は、がむしゃらに働き続けてたんだけどねぇ…
仕事をするために生きてるのではない
気が付いたら「仕事をするために生きている」なんて状態になっている…
今の世の中、こうなっちゃう人、多いと思うんだよね。
仕事はあくまでも生きるための手段のひとつ。
本来は「生きるために仕事をしている」んだよね。仕事だけの人生になっているなら、それはおかしいこと!
生きることが目的であって、あくまで仕事は手段なんですよね。
仕事が目的になってはいけない!
一生、働き続けますか?
仕事が終わって、自由な時間が持てるのであれば、仕事を続ける人生も悪くないかもしれませんね。
もちろん、嫌な仕事じゃないことが大前提ですが!w
人生がツラくなるのは、嫌な仕事を一生続けないといけない、ということなんだよね。
あなたなら、そんな人生に耐えられますか?
そんな人生に希望を持てますか?
そんな人生、長く生きたいと思えますか?
私なら、嫌な仕事を一生続けるなんて、やってられるか!ですよw
社会の奴隷のような生活はイヤだなぁ…
嫌な仕事の日々からは、一刻も早く抜け出したいものだよ。
独身は、もっと自分のために生きていい
独身は独身の、既婚者は既婚者の生き様というのがあります。
生活環境が違えば、人生計画が変わるのは当たり前ですよね。
一般的には「定年まで働き続けるのが当たり前」とされるのが今の世の中です。
しかし、独身と既婚者ではここでも違う常識があって当たり前だとは思いませんか?
昔なら大勢を占めたのは既婚者。
既婚者なら家族を支えるために定年まで働き続けるのが一般的な生き方なのでしょう。
なぜなら、養う家族のために稼ぐ必要があるから。
でも独身ならどうでしょう?
養う家族がいない分、お金も時間も自分のために費やしてしかるべきだとは思わないですか?
定年まで仕事を続けなかったとしても、誰かに迷惑をかけることもありませんよね。養う家族がいないのだから。
つまり、独身ならもっと自分のために生きていいんですよ!
世の中の常識に自分だけの意思で逆らっていいのが独身の強み!
本当に定年まで働かなくても大丈夫なら、必要以上に働きたくはないね。
後悔しない人生にしないためにも、独身だからこそ「誰か」ではなくて「自分」の時間を大切に、ですね。
自由に生きる人生を目指す!
既婚者なら家族の幸せを求めるものなんでしょうね。
独身だったら誰の幸せを求めるのか?それは自分自身の幸せ!
社会人生活後半戦に入った私が今感じているのは、「会社員を続ける限り、自分の求める幸せは手に入らない」ということ。
本当にもう毎日、睡眠時間を削って趣味の時間を1,2時間確保するのがやっとです…
人生の最後までこの生活が続くと思ったら、もう将来に希望が持てなくなってしまいました。
私は日々、何のために生きているのか?
生きるための仕事じゃダメなんです。
仕事を続ける先には幸せが待っていて欲しいのです!
目標達成に向けて、まずは行動あるのみ!
独身なんだから、思い切った行動ができる!
行動なくして結果なし!
私にとって、幸せな将来をつかむ手段が早期退職なのです!
元気なうちに仕事をやめないと、趣味を満喫する時間はもう二度と手に入らない!
歳を取れば取るほど、いつまで元気にいられるか分からないのが怖いところなんだよね。
元気なうちはずっと仕事をする…だと、本当に人生の最後まで趣味を楽しむ時間は取れなくなっちゃうね。
60歳以降も働き続ける人が増えてきた現在だからこそ、その生き方で後悔しないのか、元気なうちから一度考えたいところですね。
嫌な仕事をし続けて終わる人生は避けたい!
人生後悔しないために、自分の好きなように生きる時間を人生の終盤に確保したい。
そのためには、定年延長なんてもってのほか!早期退職がベストアンサー!
私がこういう想いを強くもつようになったのにもキッカケがあります。
人間、本気で変わろうとする瞬間って、間近で危機感を持った時なんだと思う。
「こうはなりたくない」という事例を間近にした時、人は変わる…
どんなに「ああした方がいい、こうした方がいい」って話を聞いても、なかなか行動につながらないものですからね。
誰かの実体験を自分に置き換えて考えるっていうのは大事なのかも。
ふつうの人生ってなんだろう?
私も30代前半までは、いわゆる「ふつうの人生」を生きることになんの疑問も持ってませんでした。
会社員として働いて、結婚して、自分の時間を持てないけれど、家族を生きがいにして一生懸命に定年まで必死に働き続ける。
これが、私が若かったころに想像していた「ふつうの人生」ですね。
だけど、私がふつうから道を外れる事態が2つ発生しました…
「ふつうの人生」から外れてしまったキッカケ
- ブラックな仕事環境で精神が追い詰められた
なんのために仕事をしているのか、分からなくなってしまった。
社畜人生に疑問を感じるようになった。 - 結婚できなかった
婚活に失敗…いい出会いに恵まれることはなかった。
そもそも、オタクすぎて人付き合いが苦手すぎた…
私は若いころに想像していた「ふつうの人生」をそもそも手に入れられなかったんだよね。
そもそも、昔ながらの「ふつうの人生」は現代には通じないかもしれませんね。
色々な生き方が認められる現代だからこそ、ふつうを定義するのもナンセンス。
独身サラリーマンが定年前に他界する現実がある
婚活の失敗から、結果的に私は独身会社員を貫くことなったわけです。
そして、生きるために仕事をやめるわけにはいかないものの、全力で仕事をするだけの日々は常に疑問を持ってました。
そんな時、私の身近なところで事件は起きたのです。
事件というよりは、ショックだったこと、ですが…
何が起きたかというと、同じ事務所内で独身一人暮らしだった人が自宅で亡くなってしまった、というものです。
この時、「事故でなくても定年を迎えることなく亡くなってしまうことがある」という事実を始めて「他人事ではない」と実感してしました…
もちろん、話を聞けば「そういうこともあるよね」と思うような内容ですよね。
そう。話だけ聞いても「他人事」にしか思えないものなんですよ。
「他人事ではない」と思った瞬間。これが本当に考え方が変わる時ですね。
私はこの事例を間近に見て、「このままの会社員生活を続けていたら、後悔して人生を終えることになる」と強く感じたんです。
私、30代後半くらいから健康診断の結果が思わしくないんだよ…
私もある日突然、倒れてしまう、なんてことがあるかもしれない。
不健康な生活が続いていると、たしかに40代、50代と危険な年齢かもしれませんね。
定年までがんばれば自由になれる、と思っても、そこまでたどりつけないかもしれないわけか。
サラリーマン生活が続く限り、幸福はない
私にとって、サラリーマン生活で精一杯の日々を過ごしている実情には幸せを感じません…
既婚者で幸せに成長する子供の姿でも見ていれば、ツライ仕事の日々も感じ方は違うのかもしれないですけどね。
独身者が日々のツライ仕事を乗り越えるモチベーションって、自分の楽しみの時間のため、じゃないかなぁ…?
少なくとも、私は趣味の時間を楽しむことがモチベーションなんですよ。
だから、これから先の人生、嫌な仕事に追われ続けて、会社の人間関係に浸かれ、心身擦り切れるような生活を続けて人生が終わる、となったとしたら…
きっと私は人生の終わりを迎える時、後悔を感じながら逝くことになるでしょう。
サラリーマン生活を続けるのが当たり前、という固定概念があったから、それを不幸とすら感じなかったのが過去の私。
ツライ、と感じつつも、おかしい、とは感じなかったのですね。
サラリーマン生活は多くの人がやってることだし、おかしいとは感じないのがふつうだもんね。
ふつうの人生から外れた独身者が後悔しない人生を考える
ふつうのサラリーマン生活で不幸を感じるならば、ふつうから外れる必要がある!
「ふつう」をしている限り、多くの人と同じ結果になるのは当然ですよね。
そして、多くの人が幸福な生活を送れてないのだとしたら、「ふつう」が人生の正解とは言えなさそうです。
少なくとも、私にとって「ふつう」は正解ではないのです。
そもそも、独身であること自体、ふつうからは一歩外れた生き様でしょう。
ならば、独身らしく独身なりの生き方を模索しましょう!
既婚者と独身者、とうぜん幸福のありかたも違って当然だよね。
独身なりの幸せ、ですか。
既婚者がもつ家族との幸せとは別の道ですね。
私は執事さんと同じように自分の趣味を満喫できるのが幸せかなぁ。
FIREという選択肢を知る
独身なりの幸せ、人によって違うだろうけれど、私が思い描く幸せには自由が必要!
【独身なりの幸福に必要な3つの自由】
- 金銭的自由
- 時間的自由
- 人に縛られない自由
私は趣味、具体的にはゲームを思う存分遊びたいんだ!
そのために、この3つが必要なんだよね。
ゲームが目的ではなくても、この3つがあれば大抵のことはできそうだね。
交友関係や社会的つながりに幸せもあると思いますが、執事さんの場合はゲームの優先度が高くて、人間関係は優先度低いのですね。
ただ、お金にも時間にも不自由しない生活、というのはちょっと想像できないですよね…
お金に困らないためには仕事をしないといけない。
仕事をしていると時間がなくなる。
どうにもなりません…
…と思っていたのだけど、世間的にFIRE(経済的自立、早期退職)が2021年くらいから話題になりましたよね。
真に自由な生活を手に入れる。そのための手段がFIRE!
これだと思いましたね。
でも、FIREって莫大な資産がないといけないんでしょ?
ふつうのサラリーマンにとって現実的な方法には思えないのだけど…
もちろん最初はそう思ったよ。
だけど、ふつうのサラリーマンであっても独身ならばFIREのハードルはかなり下げられるって考えになったんだ。
定年時期は自分で決める!一生仕事をし続けない道筋
仕事をしなくても生きていける。
そんな夢のような生活を実際に達成できる計画。それがFIRE。
まずは、一生仕事をし続けなくてもよい未来があなたにも存在することを知ろう!
今に疑問を持たず、嫌な仕事をし続けるのは人生はもったいない!
今や定年の概念も揺らいできたからね…
定年延長も雇用延長も、できることならしたくないよね。
先を見越して対策をしないと、本当に一生働き続けないといけなくなってしまいそうです…
定年の常識を疑おう
そもそも、定年は国が定めたものではあるけれど、定年にならないと退職できないわけではないよね。
極論、定年は自分で決めることができるのですよ。
国が定める定年年齢も徐々に引き上げられていってるし、年金受給にしてもきっと今とは状況が変わってくるのでしょう。
今の常識は未来の非常識。
そう考えて未来に備える必要があるのでしょう。
素直に定年に従っていたら、自由な老後生活は遠のくばかりです。
「元気なうちは働きましょう」が世の中の根底にはありそうですよね。
とはいえ、自由な未来を勝ち取るためには「元気なうちに退職する」必要があるんだけどね。
元気がないと趣味も楽しめないもんね。
早期定年退職は可能?現実的なゴールは「ゆるFIRE」
「働きたくない!」「早く会社をやめたい!」と思っても、無計画に仕事をやめるわけにはいきません…
嫌なサラリーマン生活から抜け出すためには、やっぱりお金が必要ですよね。
逆に言うと、お金の算段さえついてしまえば、サラリーマン生活を抜け出すことに迷う必要はないでしょう!
では、そのお金の算段をいかにしてつけるのか?
【サラリーマン生活脱出のためのお金の算段】
- 小さな仕事は続ける
完全なFIREではなく、「ゆるFIRE」を目指す - 不労所得を手に入れる
投資での配当金が一番の近道 - 独身である
生涯に必要な資産額が下がる - 小さく生活する
支出を抑える節約生活を受け入れる必要がある
嫌な仕事で日々に時間が取れない。
その一番の原因はサラリーマン生活じゃないかな?
収入は下がってもいいから、サラリーマンをやめることを優先ですね。
のんびりと精神的にゆとりのある仕事は続けるのが「ゆるFIRE」だね。
「嫌な仕事」を辞めて「嫌いじゃない仕事」をする
私は自由が利かず、精神的にプレッシャーがかかるサラリーマンの仕事が嫌いです。
でも、自由があって精神的にゆとりが持てる仕事であれば、別に嫌いではないです。
ベストなのは、精神的プレッシャーを受けず、趣味の延長で好きを仕事にできることでしょう。
少なくとも「嫌な仕事」を「嫌じゃない仕事」に変えるだけで、日々の生活は一変することでしょう!
仕事による収入はオマケ、というレベルまでお金の算段を付けられたなら、本当にのんびりと仕事を続けられるようになるね。
今月はいくら稼がないと生活が困る…って状況だと、好きな仕事もつらくなりそうですもんね。
「小さな仕事」の収入は、贅沢用の資金って位置付けにできるとベストだね。
サラリーマンのうちから副業として「小さな仕事」を経験しておくと、本当にサラリーマンを辞める時に、自信と安心感が段違いになることでしょう!
私自身、実際に副業収入を得られるまで、「小さな仕事を続ける」という考えには至らなかったからね。
サラリーマン以外で自力で稼ぐ手段を持っていると、生活力が変わりますね。
すぐに受け取れる自分年金を作る
ゆるFIREだから、小さな仕事をしながらの生活。
とはいえ、小さな仕事では生活費が不足してしまうことでしょう…
そこでメインの収入源として必要なのは不労所得です。
ただ、早期退職ともなれば、不労所得の柱となるはずの年金はもらえません。
年金がもらえる年齢までは、別口の不労所得が必要になりますね。
そこで登場するのが配当金です!
投資をして配当金をもらう。これは実質的に「すぐにもらえる自分年金」を作るのと同じです。
国民年金に不安を覚えるのであれば、自分で年金を作るべし!
生活費すべてを配当金だけで賄えるようになれば、フルFIRE達成だね。
そこまでの資産を築くのは難しいから、小さな仕事も活用しての「ゆるFIRE」が現実的な目標ですね。
まずは毎月1万円の配当金を目指すって話を以前してたね。
資産形成をコツコツ続けて、月10万円以上が今の私の目標だよ。
独身であれば、FIREのハードルは下がる
一般的な会社員が本当にFIREできるほどの資産を築けるのかどうか?
独身であれば、FIREのハードルの高さは現実的なレベルまで下がります!
なぜなら、独身であれば、生涯に必要になるお金が少なくて済むからです。
結婚すれば養う家族が増えます。子供の教育費だってかかります。
日々の生活から貯蓄を進めるのもかなり難しいでしょう。
でも、独身であれば、日々の生活費は既婚者よりも少なくて済むし、お金は自分のためだけに使えます。だって、子供がいませんからね。
だから、FIREを目指すなら、独身は既婚者よりも圧倒的に有利なのです!
もし結婚してたら「働けるうちは働く」という選択をしていたんだろうな。
結婚してたら、絶対にお金がカツカツになるでしょうからね。
稼いだお金は自分のためだけに使えるのは独身の強みですね。
支出を下げる、お金を必要としない幸せな生活
ゆるFIREを達成させるためにとても大事な要素。それは支出を抑えることです!
生活費が少なければ、生涯で必要なお金も減りますからね。
ぜいたくせず、小さく細々とした生活を心掛けるほど、FIREのハードルは下がります。
逆に言うと、節約生活では幸せを感じられないのであれば、ふつうの会社員がFIREを実現するのは難しくなります…
お金と幸せが結びつかないならば、FIREはより現実味が増すよ!
お金をあまり使わない時間の過ごし方に幸せを感じられるかどうか、大事ですね。
執事さんが好きなゲームは、むしろ節約向きだからちょうどいいね。
人生の幸福時間を最大化
独身が、自分の幸福を追い求める手段のひとつ。
それは、人生全体での幸福な時間を最大にすること!
そして、人生の終わりで後悔しないためには、人生の終盤にこそ幸福時間を確保したいところです。
【人生の終盤に幸福時間を確保する方法】
- 元気なうちに自由になる
- 嫌な仕事(サラリーマン生活)からの早期脱却
⇒早期の定年退職が必要
ふつうのサラリーマンが早期定年退職をするには「ゆるFIRE」を達成させればOK!
後で後悔することがないように、独身ならば自分の幸福を追い求めよう!
死ぬまで働き続ける未来しか見えない人生は、生きてるだけで苦しくなりそうだもんね。
独身なりの未来に希望を持てる人生プランですね!
「ゆるFIRE」のためにやるべきこと
あこがれの自由な生活!
ゆるFIREを目指すために、必要資産額について考えてみよう。
目標が数字で見れると、「がんばろう!」って気持ちが強くなるものだよ。
目標がないと、ついついけてしまうのは経験あるなぁ。
FIREは一日にしてならず。
毎月決めた目標額をコツコツと投資するのが大事ですね。
【ゆるFIREに向けて、やるべき手順】
- ゆるFIREの達成条件を知る
- 毎月の生活費を決める
- 不労所得の目標額を決める
- 目標定年年齢を決める
- 節約しつつ小さな生活に慣れる
- コツコツ投資を続ける
⇒目標設定した年齢まで資産運用を継続できたら、ゆるFIRE達成!
①ゆるFIREの達成条件を知る
ゆるFIREの達成条件は次の通りです。
【ゆるFIRE達成条件】
『生活費 < 不労所得 + 仕事収入』
理想は上記状態。つまり、収入が支出を上回った状態ですね。
だけど、「支出>収入」の状態でも、貯蓄が死ぬまでもつようであれば、それでもFIRE達成ですね!
ふつうのサラリーマンが、サラリーマンを辞めた状態で「生活費<不労所得+仕事収入」を達成するのは、非常に困難です…
ML執事の場合、年金受給後には小さな仕事すら辞めて、「生活費<不労所得+年金」が達成できていればよいと考えてます。
年金受給前までは、赤字生活をしつつ、赤字分を退職金でカバーできればOKですね。
嫌な仕事(サラリーマン)は早期退職して、早く小さな仕事へ移行したい!
そして、一般的な定年年齢以降は完全に仕事をやめて、自由に趣味に生きる計画なのですね。
嫌ではない小さな仕事って言っても、健康考えるとずっと続けられるわけでもないもんね。
②毎月の生活費を決める
毎月の生活費が少なければ少ないほど、FIREの達成条件はハードルが下がります。
人の心理的に、生活水準を下げるのには抵抗感を感じるものです。
現役サラリーマンをしているうちに、節約生活になれて、低い生活水準に慣れておくと、FIRE後の生活に苦を感じにくくなることでしょう。
まずは、自分の一ヶ月あたりの生活費を知ることが大事!
もしあなたが自分の毎月の生活費を把握できてないのなら、最低、一年間、家計簿をつけてみることをおすすめします!
ML執事の毎月の生活費の想定は14万円です。
2023年の家計簿を見ると、内訳はこんな感じ。
- ・食費:45,000円
健康に気を遣うとお金かかる… - ・交通費:5,000円
基本は自転車生活!健康的で節約になる! - ・雑貨:4,000円
生活用品等(消耗品) - ・趣味:2,500円
ゲームは節約になる! - ・交遊費:1,000円
インドア趣味の友人ばかりだと、お金がかからない - ・医療費:5,000円
通院生活のため… - ・公共料金:16,000円
光熱費、水道、通信費など - ・家賃相当:10,000円
ゆるFIREして実家に戻った場合は固定資産税で1万円想定
今は会社の寮なので格安の2万円程度 - ・保険:10,000円
必要最低限に! - ・その他:25,000円
- 突発的な支出や項目分類外など
⇒合計で毎月約12.5万円!
ここに余力を持たせたいので、毎月15万円がML執事の生活費の想定です。
退職した後も、毎月の国民年金の支払いは発生しますしね…
(2023年現在、国民年金の支払いは毎月16,520円です。)
アパートとかの賃貸を想定すると、17万円くらい見たいかもしれませんね。
執事さんの場合は食費が高いから、家賃を想定しても食費を削れれば、やっぱり節約前提なら15万円くらいがいいところなのかも。
本気で食費を節約しにいった時には、毎月の食費を15,000円までもっていけたからね。
ちなみに、実家暮らししていたころの家計はこちらの記事にあります。
③不労所得の目標額を決める
ここでゆるFIREの達成条件を振り返ってみよう。
【ゆるFIRE達成条件】
『生活費 < 不労所得 + 仕事収入』
生活費の見込みは決まりましたよね。
あとはゆるFIREでやっていく小さな仕事の収入見込みが決まれば、目標とする不労所得が自動的に決まります!
「サラリーマン辞めた後の仕事の収入なんて、見込めないよ…」っていう場合は、「仕事収入=0」で見込んでおけばいいでしょう。
ゆるFIREの達成ハードルは上がるけれど、期待収入を小さく見ておくのは、資産防衛を考える上では安全側の見方だからね。
できることなら、サラリーマンをしているうちから副業に取り組んでおきたいですね。
そうすれば、ゆるFIRE後の仕事収入もより高い精度で推測できるし、ゆるFIRE後も収入源があると安心感が違います!
ML執事の場合、今の副業収入がおおよそ月3万円くらいです。
毎月の生活費の推定を月15万円と見ているから、必要な不労所得は12万円以上が理想ですね。
なお、不労所得の内訳は「投資の配当金+年金」になります。
年金がもらえるまでは、「生活費>不労所得+仕事収入」の状態で赤字であったとしても、貯蓄+退職金が年金受給年齢までもてば問題なしです!
せっかく早期退職するなら、仕事はもうしたくないなぁ。
完全に仕事を辞めるのは理想ではあるけどね。
ふつうのサラリーマンの収入だと、フルFIREはハードルが高いんだよ…
そのハードルを下げるのが、小さな仕事は続けるゆるFIREなんだ。
元気なうちに「嫌な仕事をやめて自由に生きる」という目的のためには、副業の延長を続けるのは有効な手段なのですね。
④目標定年年齢を決める
さあ、いよいよ早期定年を現実的にできる年齢を決めましょう!
ここまでのステップで、早期定年の目途が立つ年齢を計算できます。
【定年可能年齢を決めるための3つの数字】
- 毎月の生活費
- 毎月の不労所得
- 毎月の仕事収入
- 毎月の赤字額 (= 生活費 – 不労所得 – 仕事収入)
- 退職時の資産 (投資とは別の資産)
今のところ、国民年金の受給開始は通常65歳ですね。(2023/11/24現在)
しかし、今後は国民年金の受給開始が5年後ろ倒しになることも想定しておいた方がよいかもしれません…
今や実質的に定年延長のような状況になっていますからね。
なので、国民年金受給開始を70歳と過程して、それまでの間の「③毎月の赤字額」が「④貯蓄額」でカバーできる年数を計算しましょう!
退職した後、何年間、貯蓄がもつかが分かれば、早期定年可能な年齢が分かりますからね。
ML執事の場合は、以下のような数字になります。
- 毎月の生活費想定:15万円
- 毎月の不労所得(目標):10万円
- 毎月の仕事収入(現在の副業収入):3万円
- 毎月の赤字額:2万円 ( = ① – ② – ③)
- 退職時の資産:500万円 (退職金を想定)
日々の生活用資金だけ手元に残して、残りは不労所得(配当金)のために投資にお金を回す前提だよ。
だから「⑤退職時の資産」は退職金の見込額だけで計算してるんですね。
「④毎月の赤字額:2万円」「⑤退職時の資産:500万円」だから、250ヶ月は資産がもつ計算です!
250ヶ月…つまり、20.8年間は生活できる!
国民年金の受給が開始されれば赤字は解消されるから、資産は尽きるどころか増える計算になります。
国民年金の受給開始を70歳としたならば、50歳で早期定年退職できる計算になりますね。
50歳が早期かというと微妙ではあるけれど…
逆に言うと50歳目標ならば、ゆるFIREは現実味があるってことだね。
あとは目標として決めた「②毎月の不労所得」を50歳までに達成できるのかも大事なポイントだね。
毎月10万円の不労所得(配当金)…これはこれでハードル高そうですね。
⑤節約しつつ小さな生活に慣れる
目標の早期定年年齢は定まった!
この目標を達成させる条件として特に重要なのが「毎月の生活費想定」「毎月の不労所得」です。
そして、生活費を抑えつつ、不労所得を多く積み上げるために必要なのが節約です。
節約生活に慣れてしまえば、毎月の生活費は下がるし、投資に回せるお金が増えるから不労所得の積み上げも早くなります。
未来をよりよくするために、今の生活を抑え込む。
これができるかどうかが、ゆるFIREを達成できるかどうかの分かれ道といっても過言ではないです!
ゆるFIREをするということは、大多数の人生とは違う道を歩むということです。
ふつうと違う道を歩むには、大多数の人とは違う行動が必要です。
具体的には次のどちらか一方は最低限達成させましょう!
- ・平均的なサラリーマンよりも多く稼ぐ
- ・平均的なサラリーマンよりも生活費を少なくする
誰でも自分の意思さえ強ければ達成が難しくないのは「生活費を少なくする」ことでしょう。
つまり、節約がゆるFIREの肝になるのです。
2022年時点では、単身世帯の生活費の平均は約16万円のようです。
(参考:「政府統計の総合窓口」家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果票)
執事さんの目標生活費の15万円も、この平均を下回る水準なのですね。
まあ、今時点の実績としては、月13万円弱に抑えられているけどね。
ゆるFIRE達成のためにがんばってるんだね。
もう今の生活に慣れてしまってるから、がんばってる感覚もないんだけどね~。
もしあながた、「お金を貯めるのが苦手」っていうなら、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
楽しく節約したいなら、この記事も参考になるね。
⑥コツコツ投資を続ける
目標とする生活費まで節約で抑え込めた。
あとは節約で作り出した資金でコツコツと投資を続けましょう!
じゃあ、どのくらいのペースで投資をすれば、目標とする不労所得を作り上げることができるのでしょう?
投資対象は、代表的なインデックス投資である全世界株式と、配当金狙いでの高配当ETFを利用する前提で考えます。
【目標とする配当金に必要な資産運用額】
次の計算式で算出できます。
「毎月の不労所得目標」×「12(ヶ月)」 ÷「配当利回り」
全世界株式ETFと高配当ETFを組み合わせると、税引き後で配当利回り2%くらいは狙えると思います。
【目標とする投資ペース】
金融庁の「資産運用シミュレーション」を利用しましょう。
全世界株式が資産運用のコアならば、想定利回りは4%くらい見込みたいところだけど、インフレリスクもここに考慮しておいて、低めの2%で見ておきたいです。
積立期間は、早期定年退職の目標年齢から決めましょう。
あとは、資産運用シミュレーションの「毎月の投資額」をいろいろいじってみれば、目標とする投資ペースをつかめます!
ML執事の場合は、こんな感じになります。
- ・目標とする不労所得(配当金):10万円
- ・投資開始年齢:40歳
- ・早期定年退職の目標年齢:50歳
計算してみましょう。
配当利回りは0.02(2%)とします。
- 必要な資産運用額:6,000万円 ( = 10万円/月 × 12ヶ月 ÷ 0.02)
投資ペースは、想定利回り2%、積立期間を10年を金融庁の「資産運用シミュレーション」に入力して、資産運用額6,000万円を達成できるように毎月の積立金額をいじっていきます。
結果、目標投資ペースは「毎月45.3万円」です。
毎月45万円の投資は無理すぎる。
投資期間が10年しかないから、こんな数字になってしまうんですね。
もっと早い年齢から投資を始めれば、もっと現実的な数字が出てくるよ!
投資についての基本的な知識を身に付けたいなら、こちらの記事で紹介している書籍がおすすめだよ!
書籍を読むのはちょっと…というあなたには、こちらの記事が参考になりますよ。
NISAのつみたて投資枠で投資信託は利用するとして、成長投資枠では、全世界株式ETFや高配当ETFも考えたいね。
後悔しない人生を勝ち取ろう!
行動すれば、未来は変わる!
行動するならば、今すぐ始めた方が達成ハードルは下がる!
ML執事は未来の自由のために、今がんばっています!
嫌な仕事を一生涯続けなくてもいいように。
将来、嫌なことをしないで生きていけるように。
まさに今が人生の分岐点だと思ってます!
本気を出せば、40歳からでも人生変えられる!
嫌な仕事の日々に疑問を感じる独身者のための選択肢
ゆるFIREというのは、まさに「嫌な仕事を続ける日々に疑問を感じている人」が目指したいと思える選択肢のひとつ。
独身であれば、人生は自分自身のもの。家庭がないのだから、自分のために生きるだけです。
そうであればこそ、独身は自由に今の生活を変えることができるんです。それこそ、自分の意思ひとつで!
「仕事はイヤだけど、それ以外の生き方が分からない…」
ゆるFIREは、そんなあなたに提示できる選択肢だと思ってます。
私は40歳になるまで、FIREという選択肢すら知らなかったんだよね…
FIREという生き方を知った時、生涯仕事を続ける生き地獄から抜け出す光明を見出した気分でした。
人生の選択肢を持つ、というのが大事ですよね。
「違う生き方もできるんだ」という逃げ道を知っていると、ツラい仕事でも精神的に追い詰められにくくなります。
選択肢を知った上で、「安定してるけど嫌な仕事を続けるか」「こじんまりとした生活だけど自由に生きるか」どっちを選ぶか、だね。
ゆるFIREへの道!早期定年したいなら、今すぐ行動!
ML執事の事例で、ゆるFIRE達成に必要な具体的な数字も見ていただきました!
50歳早期定年の目標に向けて、ML執事は40歳からのスタートになってしまったけど、たとえば30歳からスタートなら月々の投資額は半分以下になります。
今の人生に疑問を感じるならば、今すぐ行動することをおすすめします。
そうすれば、将来の選択肢が増えることになりますよ。
ゆるFIRE、目指すだけならリスクはなし
ゆるFIREは、目指すだけならなんのリスクもありません!
実際にリスクが発生するのは、後戻りできない行動…つまり、実際に早期退職した後ですね。
退職前ならば、ノーリスクなんですよ。
だからこそ、迷っているくらいなら、行動してしまっていいんです。
実際にFIREしなかったとしても、その過程で築き上げてきた「節約生活の定着」「自分年金の積み上げ」は無駄にならないどころか、あなたの人生を金銭的にプラスへ導いてくれます!
【ゆるFIREの過程で手に入るもの】
- ●節約生活の定着
毎月の生活費を安く抑えるスキルは一生役立ちます! - ●自分年金(配当金)
毎月、不労所得が手に入る! - ●副業スキル
サラリーマン以外でも稼ぐ手段がある安心感
これらは、最終的にFIREをしない選択肢を選んだとしても、人生にとってプラスに働きます!
行動すれば、明るく楽しい独身ライフが待っている!
「嫌な仕事を一生涯続けるなんて絶対にイヤだ!」
人生の最後に後悔しないためにML執事はこの想いでゆるFIREを目指しています。
私と同じように「独身で」「今の仕事が嫌なサラリーマンで」「日々の生活に疑問を持ってる」ようであれば、ゆるFIREは選択肢として一考の価値があると思います!
行動すれば、未来は変わる。
未来を明るく楽しくするために、理想の独身ライフを目指してみませんか?
もしあなたがゆるFIREを実践してみたくなったら、こちらの「ゆるFIRE」のためにやるべきことを読み返してみてください。
今この瞬間、あなたは人生の新しい選択肢を手に入れたのです!
私は定年延長に逆らって生きるぞー!
このままだと、定年延長で本当に死ぬまで働き詰めになりかねませんからね…
嫌な仕事じゃなければ、生涯続けてもいいんだけどね。
サラリーマンだと、なかなか好きな仕事はできなからね…
そのために、嫌じゃない小さな仕事を続ける前提のゆるFIREだね。
そのとおり!
楽しい人生を取り戻すために、ML執事はがんばってるよ!
現在、ML執事の実際の投資資金は貯金を切り崩しながら、目標に向けて全力でがんばってます!
ただ、もっと早い年齢から投資を始めていれば、もっと目標ハードルがさがったのに…と少し後悔もあります。
昔は資産運用の有効性なんて知りませんでしたからね…
お金の知識、もっと早く身に付けておきたかったです…
それだけで、人生の難易度がかかり変わったでしょうからね。